米オラクルは18日(現地時間)、Java仮想マシン(JVM)「JRockit」を無償で公開すると発表した。同社は今回の無償公開によって、より多くのユーザーからのフィードバックを集め、将来リリースされるJDKに反映したい、としている。 「JRockit」は、かつてBEAシステムズがインテルと共同開発したJVMで、インテルCPUにおいて高いパフォーマンスを発揮する。すでに、オラクルはかつてのサン・マイクロシステムズによるJVM「Hotspot」を所有しており、将来的には「JRockit」と「Hotspot」との統合を行う予定であるという。 なお、「JRockit」のソースコードは公開されない。同社は、将来的に「OpenJDK」において、「JRockit」と「Hotspot」が統合されたJVMのソースコードを公開する方針である。 【関連リンク】 ・オラクル ・Oracle JRockit JVM
![オラクル、Java仮想マシン「JRockit」を無償公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/106c7e478be88bc515873fc79870c7b92dd94618/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fcommon%2Fimages%2Fczlogo4fb_ogp.png)