Research indicates that carbon dioxide removal plans will not be enough to meet Paris treaty goals
2018年6月17日の15時(日本時間)頃と、6月18日の6時頃にONC-T(望遠の光学航法カメラ)で撮影したリュウグウの写真です。6月17日の15時頃は、探査機からの距離は約330km、6月18日の6時頃では約240kmでした。 次の図は、ピクセルの平滑化をしていない元の画像です。画像の順番は、撮影順ではなく、自転していく順番になっています。また、距離による違いを補正して、小惑星がほぼ同じ大きさになるように示しています。 (拡大) 図1 ONC-Tによって撮影されたリュウグウ。2018年6月17日の15時(日本時間)頃と、6月18日の6時頃(日本時間)の撮影。自転の順番にa,b,c,dとなるように並べてある。 ONCチーム : JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 次は、同じ画像ですが、ピクセル間を平滑化し、さらに明暗を強調するよう
国際宇宙ステーション(ISS)に10日間滞在できるという夢のある計画を、アメリカ企業のアクシオン・スペース社が発表しました。滞在費用は5500万ドル(約61億円)と、これまたビッグです。 5500万ドルはISSでの滞在、行き帰りの往復手段、さらに15週の地上トレーニングを含みます。そして、初の商業滞在を2020年に実施する予定です。さらにアクシオン・スペースは現在独自の商業宇宙ステーションの計画をすすめており、独自の宇宙ステーションでの滞在も2022年から始まります。この独自宇宙ステーションの室内デザインはフランスのフィリップ・スタルクが担当します。 なお、これまでにもISSには2001年から2009年にかけて、7人に民間人が推定2000万〜4000万ドルを支払って滞在したことがあります。 Image Credit: Axiom Space ■Want to Take a 10-Day T
JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」は2018年6月14日〜15日、目標とする小惑星「リュウグウ」の画像を新たに撮影しました。画像からは、その角ばった形状やクレーターのような窪みが確認できます。 はやぶさ2は搭載したONC-T(望遠の光学航法カメラ)により、52枚のリュウグウの画像を撮影。はやぶさ2のプロジェクトページ(外部ページ)では、それらの画像をつなぎあわせたアニメーションが確認できます。撮影時のはやぶさ2とリュウグウの距離は700〜650kmほどでした。 はやぶさ2は現在、光学電波複合航法で軌道を制御しつつ化学エンジンにて飛行中。6月27日前後にリュウグウに到達しサンプル採掘を行い、2020年末に地球に帰還する予定です。 Image Credit: JAXA ■約700kmの距離から見たリュウグウの自転のようす http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics
中国が2018年5月に打ち上げた、月面裏側探査の中継衛星「鵲橋(じゃっきょう、Queqiao)」。こちらが、目標設置点となる地球と月のラグランジュポイント2(L2)の回りを周回するハロー軌道に移動したことが報じられています。 中国は2018年11月〜12月に月の裏側「南極-エイトケン盆地」へと探査機「嫦娥4号」を着陸させる予定です。しかし月の裏側と地球とでは交信することができないので、鵲橋がこれを中継することになるのです。 鵲橋は月から6万5000〜8万kmの位置で、4.2mのパラボナアンテナを利用しSバンド(地球)とXバンド(探査機)で嫦娥4号と地球との通信を中継します。 Image Credit: Chinese Academy of Sciences ■Chang'e-4 Relay Satellite Enters Halo Orbit Around Earth-Moon L2,
衛星ライドシェア企業のスペースフライト(Spaceflight)は2018年6月11日(現地時間)、3機の「エレクトロン」ロケットの打ち上げを契約したと発表しました。このうち、2019年初頭に打ち上げられる3機目にはキヤノン電子の人工衛星が搭載されることになります。 契約されたエレクトロンは2018年後半にまず1機が打ち上げられ、その後に2019年初頭に2機が打ち上げられます。打ち上げはすべて、ニュージーランドの施設にて実施。1機目にはブラックスカイ(BlackSky)社の地球観測衛星が搭載される予定です。そして3機目には2つのカメラを採用したキヤノン電子初の量産型衛星となる「CE-SAT-I Mark 2」が搭載されます。 なお、キヤノン電子はインドの「PSLV」ロケットを使用し、2017年に実証衛星「CE-SAT-I」を打ち上げています。 Image Credit: Rocket La
マイクロソフトの実験的プロダクト「Blazor」、WebAssemblyで.NETランタイムを実装。WebブラウザでC#など.NETアセンブリをそのまま実行可能に マイクロソフトが実験的プロダクトとしてオープンソースで開発している「Blazor」は、WebAssemblyで.NETランタイムを実装することで、Webブラウザの上でC#など.NETテクノロジーによるWebアプリケーションを実現する、Webアプリケーションフレームワークです。 WebAssemblyによってJavaScript以外の言語によるWeb開発が始まる 少し前まで、Webアプリケーションを開発できる言語はJavaScriptだけでした。しかし2010年頃にはJavaScriptの生成をターゲットとするCoffeeScriptが、2012年頃にはTypeScriptが登場し、いわゆるAltScriptによって少しだけ言語の
Web技術の標準を策定するWorld Wide Web Consortium(W3C)のBrowser Testing and Toolsワーキンググループは、「WebDriver」が6月5日付けで勧告に到達したことを発表しました。 WebDriverは、Webブラウザを外部から操作することを可能にし、Webアプリケーションのテストなどの自動化を実現する技術です。 主要なWebブラウザにはすでにこのWebDriverの機能が用意されています。Seleniumに代表されるWebブラウザ自動化ライブラリを利用することで、WebDriverを用いてWebアプリケーションのUIテストなどを自動化することが可能です。 SeleniumからW3Cへ もともとWebブラウザには外部から操作を行うAPIなどはなく、WebページやWebアプリケーションをWebブラウザで表示した際に画面が正常に表示されている
面積世界最大のフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発 ―モジュール面積703cm2で変換効率11.7%を実現― NEDOと(株)東芝は、(株)東芝が保有するメニスカス塗布技術に加えて新たなプロセス開発などにより、従来両立の困難であったセルの大面積化と高効率化を実現する、モジュール面積703cm2(世界最大)で、エネルギー変換効率11.7%のフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発しました。面積の広さに加え、しなやかさと軽量性を併せ持つことで、将来の太陽電池の設置場所拡大につながることが期待されます。 今後、さらなる大面積化を進め、材料塗布・印刷技術の開発やペロブスカイト層の材料改良などにより、結晶シリコン太陽電池並みの高効率を目指すとともに、最終的にはプロジェクト目標である2030年に発電コスト7円/kWhの実現に向けて、さらに研究開発を進めます。 現在、主流となっている
ピアニート伯爵(伯爵だったのだ)のデビューは、「蒼い鳥」という歌の演奏動画だ。 こちらの文章にも書いたが、この曲は当時の私にとって啓示みたいなものだった。 あの動画を投稿していなかったら、という想像をすることは簡単でもあり、難しくもある。ピアニートという存在は、仕事からプライベートまで、私の生活にあまりに根源的で多大な影響を与えてきた。 この多宇宙を俯瞰できるなら、当然ながらそこではありとあらゆる可能性が実現しているはずで、私が生まれたすべての世界線を考えれば、そもそもピアノを弾いていない世界だとか、この時点ですでに存在をやめている世界までも、あるには違いないのだ。しかし、「あの動画を投稿していなかったら」というたったひとつの if は、その仮定の小ささに対して先の展開があまりに大きく異なる、そんな特別な if なのではないか。 つまり、人生に特異点というものが存在するのであれば、あの動画
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