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  • スペースX、スターリンク衛星を「シェル3」軌道へ46機投入 総数は3208機に(2022年8月31日)

    【▲参考画像:分離前のスターリンク衛星。Flickrより(Credit: SpaceX)】スペースXは日時間2022年8月31日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■ファルコン9(Starlink Group 3-4)打ち上げ日時:日時間2022年8月31日14時40分【成功】 発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ) ペイロード:スターリンク(Starlink)衛星 46機 スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計

    スペースX、スターリンク衛星を「シェル3」軌道へ46機投入 総数は3208機に(2022年8月31日)
  • 100光年先で「海洋惑星」の有力な候補を発見、ウェッブ宇宙望遠鏡の観測に期待

    【▲ 海洋惑星の可能性がある太陽系外惑星「TOI-1452 b」の想像図(Credit: Benoit Gougeon, Université de Montréal.)】モントリオール大学のCharles Cadieuxさんを筆頭とする研究チームは、地球よりも一回り大きく、表面が広大な海に覆われている可能性がある太陽系外惑星を発見したとする研究成果を発表しました。研究チームはこの系外惑星の性質をより詳しく理解するために、「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡による観測に期待を寄せています。 ■地球から比較的近い海洋惑星の有力な候補今回発見が報告されたのは、「りゅう座」の方向約100光年先にある赤色矮星「TOI-1452」を公転する系外惑星「TOI-1452 b」です。研究チームによると、TOI-1452 bはいわゆるスーパーアース(質量が地球の数倍程度で岩石質の系外惑星)で、直径は地球の約1

    100光年先で「海洋惑星」の有力な候補を発見、ウェッブ宇宙望遠鏡の観測に期待
  • 中国、小型衛星と地球観測衛星を相次いで打ち上げ

    【▲ 打ち上げ直後の長征2Dロケット(Credit: CASC, Zhuang Jiajing)】中国は日時間2022年8月23日と24日に、中国国営企業が開発した「快舟1A」ロケットと「長征2D」ロケットの打ち上げを実施しました。2つのロケットに搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されたことが、複数の中国メディアにて報じられています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■快舟1A打ち上げ日時:日時間2022年8月23日11時36分【成功】 発射場:西昌衛星発射センター(中国) ペイロード:創新16号(Chuangxin-16) 創新16号は、中国科学院(CAS)が開発した小型衛星とされていますが、詳細な情報は公開されていません。また、中国の宇宙開発情報をTwitterで発信しているChina 'N Asia Spaceflightによると、創新16号はAとBの2機とされてい

    中国、小型衛星と地球観測衛星を相次いで打ち上げ
  • 日本の小型探査機「おもてなし」と「エクレウス」NASA新型ロケットに相乗りして間もなく打ち上げ

    アメリカ航空宇宙局(NASA)は日時間2022年8月29日に、新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」初号機の打ち上げを予定しています。SLS初号機は、有人月面探査計画「アルテミス」最初のミッション「アルテミス1」に用いられる機体です。 アルテミス1ミッションは、SLSおよびNASAの新型宇宙船「Orion(オリオン、オライオン)」の無人飛行試験にあたります。ケネディ宇宙センターの39B射点からSLSで打ち上げられたオリオンは、月周辺を飛行した後、打ち上げから4~6週間後に地球へ帰還します。同ミッションの実施は、2025年に予定されている53年ぶりの有人月面探査ミッション「アルテミス3」に向けた重要なステップです。 関連:NASA新型ロケット「SLS」初号機が射点に到着! 打ち上げ予定日は8月29日 月周辺へ向けてオリオンが打ち上げられる貴重な機会にあわせて、SLS初号機に

    日本の小型探査機「おもてなし」と「エクレウス」NASA新型ロケットに相乗りして間もなく打ち上げ
  • ロシア、イランの地球観測衛星と小型衛星16機を打ち上げ

    【▲打ち上げ直前のソユーズ2.1bロケット(Credit: ロスコスモス TV)】ロシアは日時間2022年8月9日、「ソユーズ2.1b」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた衛星は予定の軌道へ無事投入されたことが、海外の宇宙ニュースメディアで報じられています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■ソユーズ2.1b/フレガートM(Khayyam)打ち上げ日時:日時間2022年8月9日14時52分【成功】 発射場:バイコヌール宇宙基地(ロシア) ペイロード:ハイヤーム(Khayyam)、その他16機 ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスや国営のタス通信によると、「ハイヤーム」はイランの地球観測衛星とされています。衛星の名前は、11世紀ペルシア生まれの博学者・詩人「ウマル・ハイヤーム(Omar Khayyam)」にちなんで名付けられています。 いっぽう、イランに関するニュースを配

    ロシア、イランの地球観測衛星と小型衛星16機を打ち上げ
  • 韓国の月探査機「KPLO」打ち上げ成功 2022年12月に月周回軌道へ投入予定

    スペースXと韓国航空宇宙研究院(KARI)は、韓国初となる月探査機「KPLO(Korea Pathfinder Lunar Orbiter)」の打ち上げに成功しました。KPLOは、2022年12月に月周回軌道に投入される予定です。なお、KPLOは、韓国国内の名称公募により「Danuri(タヌリ)」と呼ばれています(※)。 【▲ ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられる、韓国の月探査機「KPLO」を搭載したファルコン9ロケット(Credit: SpaceX)】KPLOを搭載した「ファルコン9」ロケットは、韓国標準時2022年8月5日8時8分、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地第40発射施設から打ち上げられました。打ち上げ40分後の同日8時48分、KPLOはファルコン9第2段から分離して、太陽光パネルの展開を実施。同日9時40分頃、地上局と初めての交信に成功しました。KARI

    韓国の月探査機「KPLO」打ち上げ成功 2022年12月に月周回軌道へ投入予定
  • スペースX、スターリンク衛星を「シェル3」軌道へ46機投入 総数は3055機に(2022年8月13日)

    【▲参考画像:分離前のスターリンク衛星。Flickrより(Credit: SpaceX)】スペースXは日時間2022年8月13日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■ファルコン9(Starlink Group 3-3)打ち上げ日時:日時間2022年8月13日6時40分【成功】 発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ) ペイロード:スターリンク(Starlink)衛星 46機 スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計画

    スペースX、スターリンク衛星を「シェル3」軌道へ46機投入 総数は3055機に(2022年8月13日)
  • 中国、地球観測衛星など合計19機の人工衛星を相次いで打ち上げ

    【▲打ち上げ直後のセレス1(Credit: Galactic Energy)】中国は日時間2022年8月9日と10日に、中国企業が開発した「セレス1」ロケットと「長征6」ロケットの打ち上げを実施しました。2つのロケットの打ち上げは無事に成功したことを、中国の国営メディアや中国航天科技集団(CASC)がWeiboなどで報告しています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■セレス1打ち上げ日時:日時間2022年8月9日13時11分【成功】 発射場:酒泉衛星発射センター(中国) ペイロード:太京1号01・02(Taijing-1-01 & 02)、東海1号(Donghai-1) セレス1(Ceres-1)は、中国の民間企業「Galactic Energy」が開発した固体ロケットです。今回の打ち上げでは、太京1号(2機)と東海1号の合計3機が軌道へ投入されています。Galactic En

    中国、地球観測衛星など合計19機の人工衛星を相次いで打ち上げ
  • インド、高頻度・低コストを目指す小型衛星用ロケット「SSLV」初の打ち上げに失敗

    インド宇宙研究機関(ISRO)は8月7日、新型ロケット「SSLV(Small Satellite Launch Vehicle)」の初打ち上げを実施しました。ロケットは途中まで予定通りに飛行したものの、最終段階で予定よりも早く燃焼が終了してしまったため、衛星を目的の軌道へ投入することはできませんでした。 【▲ サティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられたSSLVロケット(Credit: ISRO)】ISROが開発したSSLVは、日時間2022年8月7日12時48分にインド南部のサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられました。打ち上げから約2分後に分離した1段目に続き、2段目、3段目の分離までは予定通り行われました。しかし、打ち上げから約10分後に点火されたキックステージ「VTM(Velocity Trimming Module)」のエンジンは、すぐに燃焼を停止してしまいました。

    インド、高頻度・低コストを目指す小型衛星用ロケット「SSLV」初の打ち上げに失敗
  • スペースX、スターリンク衛星を新たに52機打ち上げ 衛星の総数は3000機を突破(2022年8月10日)

    【▲ 参考画像:Starlink v1.0(Credit: SpaceX)】スペースXは日時間2022年8月10日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■ファルコン9(Starlink Group 4-26)打ち上げ日時:日時間2022年8月10日11時14分【成功】 発射場:ケネディ宇宙センター(アメリカ) ペイロード:スターリンク(Starlink)衛星 52機 スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計画しています。 今

    スペースX、スターリンク衛星を新たに52機打ち上げ 衛星の総数は3000機を突破(2022年8月10日)
  • NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星着陸から10周年を迎えた

    【▲ 火星探査車「キュリオシティ」が撮影したセルフィー(2021年3月30日公開)(Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS)】日時間2012年8月6日14時30分頃、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車(ローバー)「キュリオシティ(Curiosity)」が、火星のゲール・クレーターに着陸しました。今年、キュリオシティは火星着陸成功から10年という大きな節目を迎えています。 2011年11月にユナイテッド・ローンチ・アライアンスの「アトラスV」ロケットで打ち上げられたキュリオシティは、ロケットエンジンを搭載した降下ステージからケーブルで吊り下げられる「スカイクレーン」方式で火星に着陸。その日から10年が経った現在も、キュリオシティはゲール・クレーターの歴史を紐解き、古代の火星の環境を理解するための探査活動を続けています。 【▲ キュリオシティ着陸時のミッションコン

    NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星着陸から10周年を迎えた
  • NASAとスペースX、宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン」の打ち上げ契約を締結

    【▲ 新型宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン」のイメージ(Credit: GSFC/SVS)】アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月20日付で、宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン(Nancy Grace Roman)」について、スペースXとの間で打ち上げ契約が締結されたことを発表しました。打ち上げサービスやその他ミッション関連の費用を含む契約総額は約2億5500万ドルで、打ち上げには「ファルコンヘビー」ロケットが使用されます。 ローマン宇宙望遠鏡は、宇宙の加速膨張や謎めいた暗黒エネルギー(ダークエネルギー)、それに近年発見が相次いでいる太陽系外惑星に関連した観測を行うために打ち上げが計画されている宇宙望遠鏡です。その名称は、NASAの初代主任天文学者を務めたナンシー・グレース・ローマン氏に由来しています。ローマン氏は早くから宇宙望遠鏡の必要性を認識し、その実現に向けて尽力したこと

    NASAとスペースX、宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン」の打ち上げ契約を締結
  • イプシロンロケット6号機、2022年10月7日に打ち上げへ ※10月12日に延期

    【▲ 参考画像:「イプシロン」ロケットのイメージ(Credit: JAXA)】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「イプシロン」ロケット6号機を2022年10月7日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げることを発表しました。※打ち上げは10月12日に変更されました。 イプシロンロケット6号機は、福岡県に拠点を置く民間宇宙企業QPS研究所が開発した人工衛星「QPS-SAR-3」「QPS-SAR-4」(「QPS-SAR」3号機・4号機)と、6基の人工衛星で構成される革新的衛星技術実証3号機の打ち上げを実施する予定です。 関連:九州で製造した衛星を九州から宇宙へ! QPS研究所のSAR衛星がイプシロン6号機で打ち上げへ <革新的衛星技術実証3号機の6基の人工衛星> ・小型実証衛星3号機「RAISE-3」 キューブサット ・MAGNARO(名古屋大学) ・MITSUBA(九州工業大学) ・K

    イプシロンロケット6号機、2022年10月7日に打ち上げへ ※10月12日に延期
  • ブルーオリジン、「ニューシェパード」で6回目の有人宇宙飛行を実施

    【▲ 6名のクルーを乗せて打ち上げられたNS-22ミッションの「ニューシェパード」ロケット(Credit: Blue Origin)】米国の民間宇宙企業ブルーオリジンは日時間2022年8月4日、同社の再利用型ロケット「ニューシェパード」による有人宇宙飛行ミッションを実施しました。搭乗していた6名のクルーは無事地上へ帰還したことが、同社のウェブサイトやTwitterで報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■ニューシェパード(NS-22)打ち上げ日時:日時間2022年8月4日22時57分【成功】 発射場:ブルーオリジンの打ち上げ施設“コーンランチ”(西テキサス、アメリカ) ペイロード:クルーカプセル2.0(乗員6名・敬称略:Coby Cotton、Mário Ferreira、Vanessa O’Brien、Clint Kelly III、Sara Sabry、Ste

    ブルーオリジン、「ニューシェパード」で6回目の有人宇宙飛行を実施
  • 米・日による宇宙農業実現に向けた植物栽培実験。鍵を握るのは「土」

    【▲栽培16日目の植物「シロイヌナズナ」。火山灰で育てた植物(左)と月の土壌で育てた植物(右)との間に明らかな生育差が見られます。(Credit: UF/IFAS photo by Tyler Jones)】わたしたちは自らを取り囲む自然環境を考えるとき、多くの人は大気や海(水)を思い浮かべるにちがいありません。それに比べて「土」の存在は忘れられがちです。しかし、人類を養う料生産の中心を担っている農業は、土壌の上に成り立っています。今後、宇宙開発がさらに進展し、宇宙での農業が実用化されるに従って、土壌の重要性があらためて注目を浴び、実用化の鍵を握る可能性があります。 先月(2022年5月)NASAの資金援助により、米国の研究チームが「レゴリス」と呼ばれる月面の土壌を用いて植物の栽培に成功したと報じられました。研究成果は「communications biology」誌に発表されました。

    米・日による宇宙農業実現に向けた植物栽培実験。鍵を握るのは「土」
  • 宇宙航空の魅力を地上の生活へ届けるための新ブランド「JAXA LABEL」

    【▲JAXA LABELのロゴ(Credit: JAXA)】JAXA新事業促進部は2022年5月23日、新たなブランド「JAXA LABEL(ジャクサ・レーベル)」を立ち上げ、公式ウェブサイトを公開しました。 JAXA LABELは、宇宙航空の魅力を地上の生活へ届けるためのブランドで、JAXAの保有する特許・技術・著作物を活用した製品や、JAXAと企業のコラボレーションから生まれた製品などが対象の認証制度です。 付与対象商品の種類に応じて、3種類の異なるロゴマークが付与されます。 【▲JAXA LABELの種類は3種類(Credit: JAXA)】「JAXA LABEL COLLAB」:JAXAとの共同研究などを始めとした、コラボレーションから生まれたものが対象 「JAXA LABEL TECH」:JAXAが保有する特許やノウハウなど、技術的成果を活用して生まれたものが対象 「JAXA L

    宇宙航空の魅力を地上の生活へ届けるための新ブランド「JAXA LABEL」
  • 中国民間自動車会社が開発した「吉利01組」衛星9機の打ち上げに成功 自動運転技術の実現へ

    中国は現地時間6月2日、「長征2C」ロケットの打ち上げに成功しました。このロケットには、中国民間大手自動車メーカーの浙江吉利控股集団有限公司の一部である浙江時宙道宇科技有限公司(Geespace)によって開発された衛星「吉利01組」(Geely-01)9機が搭載されていて、車両の安全な自動運転技術の実現に向けた第一歩となりました。 【▲ 西昌衛星発射センターから打ち上げられる長征2Cロケット(Credit: Geely)】9機の衛星を搭載した長征2Cは、北京時間2022年6月2日午後12時00分に、西昌衛星発射センターから打ち上げられました。衛星の打ち上げを担当した中国航天科技集団(CASC)によると、衛星は無事に所定の軌道へ投入されたということです。打ち上げ後、新疆ウイグル自治区コルラにあるGeespaceの地上局が衛星との通信に成功し、全ての機能が順調に動いていることを確認しました。

    中国民間自動車会社が開発した「吉利01組」衛星9機の打ち上げに成功 自動運転技術の実現へ
  • 小惑星リュウグウサンプルのレプリカ、全国約200施設で一斉展示へ

    【▲実際のサンプルが入ったカプセル開封後の画像(Credit: JAXA)】小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから地球へ届けたサンプルのレプリカが、2022年6月12日(日) から日全国約200の施設で一斉展示されます。 展示されるのは「実物大レプリカ(実寸約1cm)」と「10倍サイズレプリカ」の2種類。展示対象となるのは196施設で、展示終了はそれぞれ告知するとのこと。施設の詳細情報は下記のPDFまたは、相模原市のホームページ内にある「小惑星探査機はやぶさ2 特設ページ」を参照してください。 ※一部の施設での展示は6月11日(土)から 【▲展示されるサンプルのレプリカのイメージ(Credit: 相模原市)】また、JAXA相模原キャンパスにある見学施設「宇宙科学探査交流棟」では、「サンプルの実物」と「はやぶさ2の実物大模型」などを見ることが可能です。 なお、相模原市では小惑星探

    小惑星リュウグウサンプルのレプリカ、全国約200施設で一斉展示へ
  • NASA探査機「エウロパ・クリッパー」完成した本体がJPLのクリーンルームに到着

    【▲ ジェット推進研究所(JPL)のクリーンルームに到着した探査機「エウロパ・クリッパー」の推進モジュール(Credit: NASA/JPL-Caltech/Johns Hopkins APL/Ed Whitman)】17世紀にガリレオ・ガリレイが発見した4つの衛星「ガリレオ衛星」のひとつ、木星の衛星「エウロパ」。その氷の外殻の下には広大な内部海が存在するのではないかと考えられています。内部海の水量は地球の海水量の2倍に達すると推定されており、そこでは生命が誕生・生息している可能性もあるとして注目されています。 アメリカ航空宇宙局(NASA)は無人探査機によるエウロパの探査ミッション「Europa Clipper(エウロパ・クリッパー)」を計画しており、2022年3月から探査機の組み立てが始まっています。NASAのジェット推進研究所(JPL)は6月7日付で、エウロパ・クリッパーの“体”と

    NASA探査機「エウロパ・クリッパー」完成した本体がJPLのクリーンルームに到着
  • 新型宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」主鏡にダストサイズの流星物質が衝突

    【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の想像図(Credit: NASA GSFC/CIL/Adriana Manrique Gutierrez)】アメリカ航空宇宙局(NASA)は6月8日、新型宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ(James Webb)」の主鏡を構成する18枚の鏡の1つで、微小な流星物質との衝突が起きたことを明らかにしました。 NASAによれば、この衝突は観測データにかろうじて検出できる影響を及ぼしたものの、ウェッブ宇宙望遠鏡の性能は依然としてミッションの全要件を超えるレベルであることが確認されています。科学観測開始後に取得された高解像度画像の初公開も、予定通り2022年7月に行われる見込みです。 ■ダストの衝突は設計段階で想定済み、運用スケジュールにも影響なし2021年12月25日に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブは、初期の宇宙・銀河の進化・星のライフサイクル・太陽系外惑星

    新型宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」主鏡にダストサイズの流星物質が衝突
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2022/06/13
    星間物質の存在量の推定にも役立つだろう