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medicとspaceに関するYaSuYuKiのブックマーク (6)

  • 【宇宙医療コラム】宇宙での医療用画像機器について

    こんにちは、外科医の後藤です。 外傷や急性疾患を発症したとき、身体所見から診断を行うことは医療の基ですが、もちろん実際に身体の中で何が起こっているかを見ることはできません。 地上ではCT・MRIなど高解像度の大型画像機器によって、身体内部の病変を大部分描出することが可能となっていますが、宇宙で使用できる画像機器は大きさも種類も非常に限られています。 宇宙での医療に現在最も役に立つ画像機器は何か、また今後どのような画像機器が宇宙で求められるのか。 今日はそれについて考えてみます。 宇宙で最も有用な画像機器、超音波宇宙での医療用画像機器は、スペースや運搬上の事情から現状では「小型・ポータブル」であることが求められます。 現在、国際宇宙ステーションで唯一かつ最も有用な画像機器は、超音波=エコー(Ultrasound: US)です。 エコーは、プローベと呼ばれる部分を身体に当てることで、高周波数

    【宇宙医療コラム】宇宙での医療用画像機器について
  • 【宇宙医療コラム】月面での医療課題について

    こんにちは、外科医の後藤です。 日を含む国際宇宙探査「アルテミス計画」では、2024年に有人月面着陸、2028年までに月面基地の建設を開始するというロードマップが掲げられています。 また、中国は2019年1月に世界で初めて月の裏側へ無人探査機を着陸させ、さらに20年12月には月の土壌を地球へ持ち帰るサンプルリターンに成功しました。 火星などさらなる深宇宙有人探査に向け、各国宇宙機関の熱視線が注がれる月ですが、月面の環境は人体にどのような影響を与えるのでしょうか。 月面ならではの特殊性や難しさはどこにあるのか、今回はそれについて整理したいと思います。 月面の身体影響① 地球の約1/6重力環境国際宇宙ステーション(ISS: International Space Station)ではほぼ無重力に近い環境ですが、地球から38万km離れた天体である月には、地球の約1/6の重力(1/6g)が存在し

    【宇宙医療コラム】月面での医療課題について
  • 【宇宙医療コラム】弾道宇宙飛行時の加速度による、身体への影響について

    こんにちは、外科医の後藤です。 弾道飛行による宇宙旅行が間近に迫った今日、地球の重力を振り切って宇宙空間へ飛び出し、無重力を体験して再度大気圏に突入する際に、人体にどのような影響が出るかについては不明な部分が多く残されています。 健康な宇宙飛行士だけでなく、さまざまな基礎疾患をもつ宇宙旅行客がこの弾道飛行による宇宙旅行を経験するとき、身体にどのような影響が生じうるのか。 危険はどの程度あるのか、クリアすべき課題は何かなどについて説明します。 弾道宇宙飛行時にかかる身体負荷遊園地のジェットコースターや遊具などで身近に加速度を経験することができますが、高速かつ短い半径で旋回する戦闘機のパイロットでは、さらに強力な加速度を受けます。 加速度(単位 m/s²)とは単位時間あたりの速度の変化率のことで、1秒間にどれだけ速度が増すかを表しています。 この加速度による力は、身体にかかる方向によって図のよ

    【宇宙医療コラム】弾道宇宙飛行時の加速度による、身体への影響について
  • 【宇宙医療コラム】遠隔医療、宇宙での可能性

    こんにちは、外科医の後藤です。 地上では、今日のwithコロナ社会と情報通信技術の発展とに伴い、オンラインによる遠隔医療が急速に広まりを見せています。 今後地上での医療において、遠隔医療の重要性がさらに高まる可能性は高く、究極の遠隔地である宇宙での利用も期待されています。 今回は遠隔医療の基的な解説と、宇宙での活用にはどのような期待と課題があるのかを説明します。 遠隔医療とは遠隔医療とは、「通信技術を利用した健康増進・医療・介護に関する行為」と定義されています。 医療インフラの集中する都市部と離島やへき地など医療資源が乏しい地域との医療格差解消、高齢者など移動が困難な方の利便性向上、血圧や血糖値など日常生体データ収集による患者見守りや精密な健康管理が可能となるなどの観点から、近年注目を集めています。 2014年時点での厚生労働省による医療施設調査では、画像診断・病理診断・在宅医療が遠隔医

    【宇宙医療コラム】遠隔医療、宇宙での可能性
  • 火星への旅は飛行士の胃腸に響く?宇宙放射線がDNA傷め、消化器官にガン性腫瘍 - Engadget 日本版

    Parrots in captivity seem to enjoy video-chatting with their friends on Messenger

    火星への旅は飛行士の胃腸に響く?宇宙放射線がDNA傷め、消化器官にガン性腫瘍 - Engadget 日本版
  • 火星に行く宇宙飛行士は「脳のダメージ」に注意!? 記憶障害や不安の可能性も | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    火星に行く宇宙飛行士は「脳のダメージ」に注意!? 記憶障害や不安の可能性も 2016/10/12 天文 NASAだけでなく、スペースXのような民間企業も計画を発表してる「 有人火星探査 」。火星に人類が降り立ち、いずれは移住のためにコロニーを建造する……なんとも夢の広がる話ですが、少し気になる 研究 が発表されました。なんと、「火星の有人探査はガンだけでなく 脳へのダメージも想定 される」というのです。 今回の研究は、 げっ歯類の動物を荷電粒子(電荷を帯びた粒子)に晒す ことで行われました。その結果、実験動物からは 脳へのダメージ、神経系の炎症、記憶障害 など、さまざまな症状が見られたというのです。この研究が当なら、ちょっと火星には行きたくないですね……。 カリフォルニア大学のCharles Limoli教授は、「これは火星への2〜3年の旅を予定している宇宙飛行士にとって、良くないニ

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