オリオン宇宙船サービスモジュールへのメインエンジン取り付け作業の様子(Credit: Airbus)こちらは新型宇宙船「オリオン」のメインエンジン取り付け作業の様子です。アメリカ航空宇宙局(NASA)が月面探査計画「アルテミス」に向けて開発を進めているオリオン宇宙船のうち、飛行に必要なエンジンや太陽電池パドルを備えたサービスモジュール(ESM:European Service Module)は欧州宇宙機関(ESA)が製造を担当しており、この写真はドイツにあるエアバスの施設で撮影されました。 オリオン宇宙船のサービスモジュールには姿勢制御用の小さなものも合わせて全部で33基のエンジンが搭載されています。このうち地球と月周辺の往復に用いられるメインエンジンには、2011年に退役したNASAのスペースシャトルに搭載されていた軌道制御システム(OMS:Orbital Maneuvering Sys
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