タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance (8)

  • 北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって我が国周辺の危機レベルが上がっていると見る雰囲気があります。現時点で米海軍の展開にそこまでの緊急性は見られず、今すぐに戦争が起きるという状況ではありません。北朝鮮が対米核抑止態勢を追及する限り、日米韓に対する軍事的脅威が増大し続けるのは間違いありませんが、それがすなわち"危機"を押し上げるわけでもないので、ここに来て突然戦争の兆候が高まったかのような見方にはやや違和感があります。 しかしながら、「戦争が起きるなんてありえない」とタカを括るのも危ない考えです。確かに、世界大戦規模のものを想像するなら、めったに発生するものではないでしょう。しかし、19世紀、20世紀と比べてみても、2001年以降の約10年で戦争が減っているわけではないんですよね。大規模なものだけでもアフガニスタン、イラク、ダルフール、東ティモール、イスラエルとパレスチナ・レバノン、グルジア、リ

    北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル
    Yagokoro
    Yagokoro 2017/04/14
    今回はかなりの高確率で起りそう。
  • 米中は“競争的共存関係”へ : 海国防衛ジャーナル

    ラッセル米国務次官補は今月21日、「南シナ海における国際法遵守にまつわる問題に関し、米国は中立を守ることはない」と明言しました。 美高官声称在南海“不中立” 为日菲抗衡中国撑腰(2015/7/23 環球時報) “关于南海,当涉及国际法的遵守问题时,美国非但绝不会‘恪守中立’,相反还会立场鲜明地站在(国际)制度的一边。”美国助理国务卿拉塞尔21日在华盛顿一个智库研讨会上回答中国学者提问时明确表示,认为美国在南海问题上“恪守中立”立场只是“中国的误解”。 中国が東シナ海や南シナ海で示しているような一国主義的姿勢に対して中立でいるというのは、それこそが国際秩序を乱す行為といえるでしょう。中国が東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定した際にも触れましたが、米国は「航行の自由確保」と「武力による現状変更の拒否」については譲らない一線としています。 南シナ海では米国はあまり深く関与せず、中立的立場

    米中は“競争的共存関係”へ : 海国防衛ジャーナル
    Yagokoro
    Yagokoro 2015/07/25
  • ミサイル防衛(PAC-3)無効論を斬ってみる : 海国防衛ジャーナル

    ミサイル防衛無効論はもううんざりアメリカはミサイル防衛(MD)を推進する国だから、その政府の発表する実験結果なんて信用性ゼロ、という人がいます。米政府の情報を信じないのは良いとして、そういう人は、ミサイル防衛の実験に信憑性がないことを科学的に分析し、客観的評価を得たアメリカ以外の研究をどのくらい読んでおられるのでしょうか? 『ミサイル防衛(MD)はポピュラーな兵器システムです(改稿)』で取り上げたように、アメリカ以外にもMDシステムを採用している国はいくつもあり、ロシア中国、イランとアメリカと対立する国々さえもMDの配備/開発を進めています。彼らもMDの有効性をアメリカ以上に喧伝しますが、これら約30カ国の政府の情報や研究も信じられないわけですよねえ…。いったいどこの国のどの言葉で書かれた研究を読んだのやら。 MDに懐疑的な論者として代表的なのが、マサチューセッツ工科大のセオドア・ポスト

    ミサイル防衛(PAC-3)無効論を斬ってみる : 海国防衛ジャーナル
  • 領土の譲渡は紛争解決に役立たない : 海国防衛ジャーナル

    「尖閣なんか中国に譲ってしまえ」、という意見は以前にも取り上げたことがあるのですが、今回はその記事に少し加筆したものを掲載しています。 【参考記事】 領土の割譲で戦争は回避できない 昨年、まだ塀の外におられた堀江貴文氏が、「尖閣諸島を取られてなにか問題ありますか?」、 「沖縄だって北海道だってあげちゃえばいい」、「尖閣諸島に固執していては国益を損なう」と言ったことが一時話題になりました。 ホリエモン氏が上記のような発言をしたからといっていちいち目くじらを立てることもないのですが、国際政治において、「脅威に対処するために相手の望むものを与える」ことが避けるべき戦略であるにもかかわらず、こうした考え方は根強いものがあります。 「宥和政策(アピーズメント)」は、自国に害意がないことを相手に示し、軍事バランスを相手の有利になるようにして安心させ、最終的には相手国の態度を友好的なものへ導くことを狙う

    領土の譲渡は紛争解決に役立たない : 海国防衛ジャーナル
  • 中国の「三戦」思想:注意すべきは中国が軟化した時 : 海国防衛ジャーナル

    中国軍の羅援少将が尖閣諸島に関してメディアで強硬的な発言をしたとして取り上げられています。 中国マジで“尖閣”奪取へ!中国タカ派少将が“6大戦略”発表 (zakzak) 記事によると、羅少将は以下の6つの方針を開陳されたようです。 尖閣諸島に「中国台湾宜蘭県釣魚島鎮(=町)」を設立。不明確な尖閣諸島の領海の基線を設定。周辺海域を軍事演習区とし、航空部隊の射的場に使用する。日の海上保安庁に対抗する国家海岸警衛隊の設立。開発集団(=企業)を設立し、石油探査と漁業、旅行を担当。世論を味方に付ける。 羅少将は「こういう発言」をする強硬派として知られています。尖閣諸島に対する姿勢についても、「明確に中国領であり、中国の主権を行使するべき」という旨の発言を繰り返してますね。去年も今年初めにも中国テレビ番組に出演して気焔を吐いておられました。ですから、羅少将の発言に対していちいち敏感に反応するのはど

    中国の「三戦」思想:注意すべきは中国が軟化した時 : 海国防衛ジャーナル
  • 北朝鮮の衛星「銀河3号」は石垣島沖上空を通過予定 : 海国防衛ジャーナル

    Exclusive: North Korea’s expected rocket trajectory (North Korea Tech北朝鮮が国際海洋機関(IMO)に提出した衛星ロケット/弾道ミサイルの第1段と第2段の予定落下地点情報が『North Korea Tech』に掲載されています。やはり北朝鮮北西部・平安北道鉄山郡の西海衛星発射場(東倉里・ミサイル発射基地)から発射され、1段目が韓国南西部・辺山半島の西方沖に、2段目がフィリピン・ルソン島の東方の海上に落下する見込みです。 View Larger Map 上記地図を拡大して見ると、日上空を通過するコースは、多良間島と石垣島の間の石垣島寄りの上空を通過する予定であることが分かります。そうであるならば、宮古島よりも石垣島へPAC-3を展開するのは妥当ですね。 【関連報道】 PAC3:石垣に配備検討 市長「安全のため当然」 (

    北朝鮮の衛星「銀河3号」は石垣島沖上空を通過予定 : 海国防衛ジャーナル
    Yagokoro
    Yagokoro 2012/04/04
  • 中国のステルス機「J-20(殲-20)」に関する専門家の見解 : 海国防衛ジャーナル

    『Aviation Week』にて、航空専門家のビル・スィートマン氏が中国のステルス機「J-20(殲-20)」に関する見解を述べています。 Chinese J-20 Stealth Fighter Advances (Aviation week) By Bill Sweetman 初飛行(初公開でもあった)の2011年1月11日までに確認されている所では、J-20は2機のプロトタイプ(試験機)が存在する。2機は排気ノズルの形状によって見分けられ、ひとつはロシア製AL-31Fエンジンを搭載し、もうひとつは中国製WS-10エンジンが搭載されていると見られる。 J-20は大きい機体である。全長自体は66フィート(約20.11m)であり、F-22の62フィート(18.92m)よりわずかに大きい程度だが、機首からノズルまではJ-20の方がかなり長い。F-22と同じく、胴体下面に大型ウェポンベイ、左右

    中国のステルス機「J-20(殲-20)」に関する専門家の見解 : 海国防衛ジャーナル
  • 領土の割譲で戦争は回避できない : 海国防衛ジャーナル

    宥和政策(アピーズメント)が有効に作用せず、その結果はおおむね惨憺たるものになるということは歴史を振り返れば明らかなのですが、このアピーズメントというアイデアは一見「平和的」なアプローチに見えるために、一部の人にとっては魅力的な選択肢となることがあります。 少し旧聞に属するかもしれませんが、先月の『朝まで生テレビ』において、堀江貴文氏が「尖閣諸島を取られてなにか問題ありますか?」、 「沖縄だって北海道だってあげちゃえばいい」、「尖閣諸島に固執していては国益を損なう」と言ったことが一時話題になりました。ホリエモン氏が上記のような発言をしたからといっていちいち目くじらを立てることもないのですが、国際政治において、「脅威に対処するために相手の望むものを与える」というアピーズメントが避けるべき戦略であるにもかかわらず、こうした考え方は根強いものがあります。 ちょうど今、米中台関係で同じような論争が

    領土の割譲で戦争は回避できない : 海国防衛ジャーナル
    Yagokoro
    Yagokoro 2011/03/11
  • 1