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社会学に関するYamakatsuのブックマーク (6)

  • マルチレベル分析の使い方 - 社会学者の研究メモ

    社会学研究者やその近接分野の研究者から、いわゆる「マルチレベル分析」についてよく似た質問をよく受けるようになったので、簡単な見解を示しておくことにする。 心理学や社会学でマルチレベル分析と呼ばれている分析方法は、基的には変量/混合効果モデルを使った分析のことを指している。この分析モデルの使い道には、以下のようなものがある。 変量効果の推定 観察値がクラスターごとにまとまっているときの誤差の調整 分散成分の推定を通じた要因の探索 1(変量=個体効果の推定)は社会科学ではほとんど用いられない。その理由はすでに別のところ(説明と選抜:統計学における2つの「関心」)に書いた。反復テストや信頼性の検定など、測定に関するさまざまな研究の蓄積はもちろんがあるが、個体効果の推定それ自体を最終的な目的とすることは社会科学ではあまりないだろう。 2(誤差の補正)については説明を省くが、OLS回帰分析における

    マルチレベル分析の使い方 - 社会学者の研究メモ
  • 計量分析を使った論文の構成ガイド - 社会学者の研究メモ

    研究者個々人の好みや分野によって異なるところもあるが、標準的・テキストブック的には、以下のようになるだろう。 イントロダクション 先行研究の紹介と問い・仮説の設定 分析 結論/討議/インプリケーション この「分析」のパートについては、社会学界隈では下記のように教えることが多いような気がする。 データと変数の説明 使用する変数の基統計量 丁寧な記述的分析(クロス表やグラフ) モデルを使った推定 確かに社会学の論文では、モデルの推定をする前にたくさんのクロス表を掲載していることがある。そうしておいて、最後に「クロス表から得られた以上の結果を重回帰分析で検証してみる」のである。かつては私もそのようにしていたのだが、自分としてはこの方針で論文を書くことはなくなった。 はたして以上のような分析の手順は、意味のある手順であるといえるだろうか? モデル推定で擬似相関であることが分かるような変数の効果に

    計量分析を使った論文の構成ガイド - 社会学者の研究メモ
  • ヘルド編『グローバル化とは何か』を読む | Theoretical Sociology

  • マックス・ヴェーバー - Wikipedia

    マックス・ヴェーバー(中央の人物) マックス・ヴェーバー(Max Weber、1864年4月21日 - 1920年6月14日[12])は、ドイツの社会学者、政治学者、経済史・経済学者(新歴史学派)[13]。マックス・ウェーバーと表記されることもある。正式な名前はカール・エーミル・マクスィミーリアン・ヴェーバー (Karl Emil Maximilian Weber) であり、マックスはマクスィミーリアンの省略形。社会学者のアルフレート・ヴェーバーは弟。 社会学黎明期のオーギュスト・コントやハーバート・スペンサーに続く、第二世代の社会学者としてエミール・デュルケーム、ゲオルグ・ジンメルなどと並び称される[14]。 ヴェーバーは1864年4月21日、プロイセン王国エアフルト[注釈 1]にて、父は政治家、母は上流階級出身の敬虔なプロテスタントの裕福な家庭に長男として生まれる。1865年、2歳の時

    マックス・ヴェーバー - Wikipedia
  • コミュニティの進化と社会の進化 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■日に鎮座する巨大な『不安感』 今の日に改革が必要であることを否定する人はほとんどいない。今のまま変化しなければ、もはや日が持たないことも知識や情報のレベルでは知っている人は多い。だが、一方、誰もが自らの身辺に変化が及ぶことを嫌がっている。能的な拒否反応と言ってもいい程に恐れている。このギャップの背後には、どうやら巨大な『不安感』が鎮座している。この不安感ゆえに、日ではあらゆる改革は進まず、来最も豊かなはずの中高齢層の消費も進まない。団塊世代が引退すれば、巨大な消費母体となるというのも幻想であることはすでに明らかになりつつある。 ■『コミュニティ』という大問題 今の日に蔓延する不安感解消のためには、すでに繰返し語られるように『年金』『医療』等の制度改革は必須だが、ある意味で、それ以上に危急の課題は『コミュニティ』の再構築だと思う。前回のエントリー中で書き切れなかったこの『コミ

    コミュニティの進化と社会の進化 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    Yamakatsu
    Yamakatsu 2010/10/30
    必読エントリー。前半部分の分析は自分とほぼ同じ。道徳と宗教の2源泉は読んでおきたい。SNSが果たして日本の昔ながらのコミュニティなり得るか?
  • Web2.0時代のイノベーター理論

    「マーケットメイブン」(市場の達人)は、一般的には「複数の商品・サービスなどに熟知し、人から情報源として頼りにされている人たち」と定義される。 Dichter(1966)が「購買行動に熱心な人々」の存在を指摘したのを契機に、「購買関与度が高く、特定のカテゴリーに限らず、市場一般の情報に関心が高い」ような特性を備えた人々の存在が実証され(Slama & Tashchian, 1985 ; Hirschiman, 1980)、FeickとPrice(1987)はこれらの知見に基づき、「マーケットメイブン(market maven)」(市場の達人)の概念を提示した。 マーケットメイブンはオピニオンリーダーよりも「広く浅く」情報を欲し、人々と積極的にコミュニケーションをとるという特性を備えていると言われている。マーケットメイブンについて行われた研究によって指摘されているマーケットメイブンの特徴は次

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