「クールジャパンと炭坑節」というのは、7月21日に水戸芸術館のトークイベントでした話のタイトルである。 どうしてこんな組み合わせを思いついたのか、自分でもよく分からない。この催しはそもそも、美術家の高嶺格さんが12月に同館で行う展示「高嶺格のクールジャパン」に先だって、彼が社会学者の小熊英二さんとぼくを招いて、「クールジャパン」をめぐって自分の思うところを公開でいろいろ質問するという趣向だった。 3月の「世界メディア芸術コンベンション」の後に、このブログで「クールジャパンはなぜ恥ずかしいのか」という記事を書いた。それが予想外にたくさんの人に読まれたこともあって、水戸の学芸員の高橋瑞木さんはぼくを招待したと思うのだが、ぼくとしては「クールジャパン」について考えいてることはだいたいあの文章で言ってしまったので、もうそれ以上言うことはないと最初はお断りしたのである。 しかしそれに対する高橋さんの
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