2011年は、東京都交通局100年記念のメモリアルイヤー。これを記念して、江戸東京博物館では東京の交通についての特別展を開催中だ(9月10日まで)。今回は都電荒川線に乗り、博物館を見学してきた。 1911(明治44)年、東京市は市内で路面電車を運営していた東京鉄道を買収した。同年8月1日、路面電車を運営するために東京市電気局が発足。これが現在の東京都交通局の起源だ。両国の江戸東京博物館で「東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”~」を開催中とのことで、ちょっと寄り道しながら訪ねた。 都電おもいで広場で思い出を探す 朝から新宿で用事があって、昼過ぎに終わった。ここから両国の江戸東京博物館へ行くなら、総武線の黄色い電車で直通できる。でもせっかく都電の歴史を眺めに行くなら、都電荒川線に立ち寄ってみよう。 山手線で大塚駅へ。この駅の真下を都電荒川線が走っている。ちょうど最新型の8