[テーマ/目次] 乱・役・戦争・事変などの呼称について メールでの質問への返答です(2000.2.9)。 >「〜の乱」「〜の役」「〜戦争」「〜事変」「〜の戦」というように、戦いなどの呼 >称が不統一になっているのには、それなりの訳があると思うんですが、明確な解答が >のっている参考書がなくとても腑に落ちないでいます。それぞれの出来事自体に意味 >合いがあるのはわかるんですが、それが呼称にどのように結びついているのかわかり >ません。ぜひ、教えてください。よろしくお願いします。 表記の使い分けに明確な違いはありません。 あとは表記する人それぞれの感覚・あるいは・意識によって変わります。 とはいえ,だいたいの基準はあります。 まず「戦争」です。 これは“国家または交戦団体が兵器を使用しておこなう戦闘行為”のことです。 明治後期以降においては国際法で決められたルール