「再稼働を急ぐのではなく、国民の声を聞いてください」―。12日、東京・永田町の首相官邸前で、ツイッターなどの呼びかけで集まった市民らが関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の再稼働への動きを強める政府に対して抗議行動を繰り広げました。毎週末、行動を続けてきた首都圏反原発連合の有志が呼びかけたもので、5日の「稼働ゼロ」後、初めてです。 若者を中心にした約700人の参加者は、次々とマイクを握り、「今政府がやるべきことは再稼働ではなく、福島第1原発の事故をきちんと収束させることだ」「きれいな土地を返してほしい」などと訴えました。 茨城から参加した小学3年生の男児(8)が「もう一回原発事故を起こしたら地球がなくなっちゃうかもしれないよ。それでもいいなら、再稼働すればいいじゃん」と発言。福島県浪江町の畜産農家の男性(58)が「僕らの町はチェルノブイリ。犠牲者は人だけではない。300頭の牛は国か
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