ブチハイエナは”死骸の掃除屋”として有名だが、実は優秀なハンターであり、大きな動物を仕留めることができる。南アフリカ共和国で撮影。(PHOTOGRAPH BY KIM WOLHUTER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) ハイエナには常に、「醜い」「泥棒」といった悪いイメージがつきまとう。国際自然保護連合(IUCN)のハイエナ専門家グループによると、彼らは何百年も前から「墓荒らし」「魔女の馬」と呼ばれ、嫌われていたという。 だが、本当にそこまで嫌われるような動物なのだろうか? ハイエナにまつわる5つの都市伝説を検証した。 (参考記事:「ハゲワシ “嫌われ者”の正体」) 伝説1:頭が悪い 真実:ハイエナは体がたくましいだけでなく、頭もいい。 2012年の研究で、ブチハイエナが、箱の中の餌を食べるために、ふたにかけた「かんぬき」を開けることが確認された。ほかにも、ハイ