これからの時期、弁当が食中毒の原因となることが多い。科学ジャーナリストの松永和紀さんは「特に自家製の冷凍食品には注意が必要だ。市販の冷凍食品と同等に考えてはいけない。一般家庭の台所は細菌に汚染されているため、弁当箱に細菌を持ち込んでしまうリスクがある」という――。 「自家製冷凍食品」は要注意 これからの暑い季節、細菌による食中毒が多く発生します。作ってから時間を置いて食べるお弁当の衛生管理にはとくに、気を使います。そんなとき、自然解凍で食べられる冷凍食品は力強い味方。冷凍食品メーカー各社が販売し、保冷剤代わりに弁当に入れる人も少なくないでしょう。 でも、それを真似して、「自家製冷凍食品」を弁当箱にそのまま入れるのはダメ。食中毒の原因となります。レシピサイトや個人のブログなどで、安くて賢いテクニックとして紹介されていますが、信じてはいけません。あなたの家の台所は、工場に比べてはるかに汚いので