ナイジェリア南西部のオスン(Osun)州のオショグボ(Oshogbo)で自分の畑から、品種改良されたキャッサバを収穫する農民(2010年8月26日撮影)。(c)AFP/PIUS UTOMI EKPEI 【9月11日 AFP】ナイジェリアの畑で見た「魔法」のキャッサバが、進化論の父チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)を喜ばせ、アフリカの飢餓を大きく救うかもしれない。 「1株抜けば、6~7個の芋がついてくるよ。前に育てていたのでは、1株で2、3個しかできなかったんだけどね」。ナイジェリア西部で農業を営むバシール・アデインカ・アデシヤン(Bashir Adeyinka Adesiyan)さんは、品種改良した新しいキャッサバを「魔法の植物」と絶賛する。 ダーウィンが驚嘆した品種の多さゆえに、キャッサバは利用範囲も広い。キャッサバの生産量が世界一多いナイジェリアなどアフリカ7か国の