JR飯田線の「秘境駅」を巡って地域の魅力を再発見しようと、信濃毎日新聞社は11月22日、飯田下伊那地方にある小さな駅や沿線の秋の風情を楽しむイベントを開催する。飯田市や下伊那郡町村会、JR東海飯田支店などが後援。参加者(定員100人)を募っている。 当日は午前8時15分にJR飯田駅(飯田市)を出発し、天竜峡駅(同市)でいったん降りて周辺を散策。再び乗車し、為栗(してぐり)駅(下伊那郡天龍村)で下車。天竜川や周辺の紅葉を楽しみながら平岡駅(同村)まで約7キロを歩いた後、列車で県境を越え小和田駅(浜松市)へ向かう。 同駅では「南信州・飯田線の魅力とこれから」をテーマにパネル討論。飯田線に詳しい雑誌編集者の水野宏史さん(東京)や天龍村の大平巌村長、昼神温泉エリアサポート(同郡阿智村)の木下昭彦社長らがパネリストを務める。 復路は、20年ほど前まで走っていた青いデザインの臨時列車で秘境駅とされる中