生活保護費を不正受給した疑いで、病院や診療所を運営する医療生協かわち野生活協同組合(大阪府東大阪市)の支部長ら2人が逮捕された事件で、新たに別の男性支部幹部も不正受給に関与していた疑いがあることが20日、分かった。大阪府警が任意で事情を聴いている。支部長は、詐取した保護費について「組合(医療生協)の出資金や生活費、日本共産党の党費に使った」と供述しており、生活保護と政治活動の関係が問われている。 逮捕されたのは、同組合小阪支部長の小林輝子容疑者(58)=同市=と、小林容疑者の元夫で、同支部元総代の末広長一容疑者(65)=同=。さらに小林容疑者とアルバイト先が一緒だった別の支部幹部の男も、不正受給に関与していた疑いが浮上した。 小林容疑者は、清掃作業アルバイトの収入を市に過少申告し、平成22年5月~24年1月分の保護費計約65万円を不正に受け取ったとして今月1日、詐欺罪で起訴された。その後、
知事の退職金はいくらが適当か。 大阪府の審議会でいま、こんな議論が進行中だ。 都道府県知事の平均額は1期4年で3500万円余りだが、首相でも4年務めて、約450万円。「高すぎる」という批判の声は絶えない一方、あまり下げすぎると、なり手がいなくなるとの指摘もある。22日にも、答申案を固める審議会の結論はいかに――。 ■ダントツの低さ 大阪府知事の退職金は2011年度まで4176万円だったが、橋下徹前知事(大阪市長)が「民間並みに」と条例改正で3分の1の1257万円まで減らし、47都道府県知事の中で最低額となった。46位は鳥取県の2827万円だ。 条例上、次期知事には、この額が適用されるが、現在の松井一郎知事は財政難を理由に、自らの任期だけの特例措置として、さらに628万円に半減している。 松井知事は6月、次期知事の退職金について、大学教授や公認会計士らで構成する府の審議会に、適正
ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ
会談に臨む自民党の吉田博美参院国対委員長(右)と民主党の榛葉賀津也参院国対委員長=21日午前、国会内(酒巻俊介撮影) 民主、共産両党が安全保障関連法案を廃案に追い込もうと連携を強めている。国会外の街頭活動でも幹部が共闘する蜜月ぶりだが、法案の衆院通過を機に、民主党内では対案提出を主張する保守系が「民共路線」に批判の声を上げ始めた。しかし、対案派の党内での影響力は限定的で、執行部に方針転換を迫るほどの圧力にはなっていない。 「野党が参院でも共同を強めて政府に立ち向かうことを大事にしていきたい」 共産党の山下芳生書記局長は21日の記者会見でこう語り、安保関連法案の審議での共闘に意欲を示した。現に民主、共産両党は急接近している。岡田克也代表と志位和夫委員長は9日の日本弁護士連合会主催の反対集会、15日の合同抗議集会、16日の「戦争法案」反対を訴える国会前の集会にそろって参加した。 共産党の国会対
大阪市の行政区長の権限を強化する「総合区」制度導入の議論をめぐり、大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)が、総合区長の選任にあたって、住民投票の結果を尊重し、事実上の公選制を実現する「区長準公選制」の導入を検討するよう維新市議団に指示していることが21日、分かった。住民に身近な行政をめざす「大阪都構想」の理念を引き継ぐもので、市議団内で協議し、9月の市議会までに具体案を策定する。 維新市議団は、大阪市を現在の24区を再編し、5月の住民投票で頓挫した都構想と同様の人口規模となる5区に合区した上で、総合区に格上げする案を検討中。橋下氏は、民意を身近な行政に反映させるために区長を選挙で選ぶ必要があると主張してきた。 総合区は、改正地方自治法が施行される来年4月から実施できる。総合区長は副市長と同じ特別職に格上げされ、予算案に意見を述べたり、職員を任命したりできるようになり、一般職の行政区長と比べ、
ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ
「『私は朝日新聞』という意識が強い」「あんた何様なんだ」。維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が最近、朝日新聞の報道姿勢にかみついている。政治生命をかけた「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で「中身のない対立をあおった」と批判され、自ら対案の作成に深く関与した安全保障関連法案をめぐり、「採決に応じるべきではない」と論評されたことが腹に据えかねたようだ。橋下氏VS朝日は、過去にも橋下氏の出自を差別的に報じた『週刊朝日』や、戦時中の慰安婦をめぐる朝日新聞の報道姿勢をめぐって繰り返されてきた構図。特に慰安婦問題では、朝日新聞の報道によって「慰安婦=性奴隷」という誤った認識が世界に広まったとして、「朝日の罪は大きすぎる」と猛批判を繰り広げたこともある。12月の任期満了での政界引退を表明している橋下氏だが、朝日新聞との〝因縁の対決〟にはまだ終止符が打たれそうにない。 社説に「びっくりですよ」 「『私は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く