コロンビア・メデジン(Medellin)から南25キロのカルダス(Caldas)にあるナマケモノ保護施設「Aiunau Foundation」で飼育されるミツユビナマケモノ(2012年9月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Raul ARBOLEDA 【4月23日 AFP】ミツユビナマケモノの内臓は下位肋骨(ろっこつ)に固定され、逆さまにぶら下がるときに肺を圧迫しないような独特の構造になっているとした研究論文が、23日の英国王立協会(British Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。 中南米に生息するミツユビナマケモノは、後ろ脚で木にぶら下がり、枝の先にある若く柔らかい葉を食べて一生の大半を過ごす。代謝が非常に低いため、1枚の葉を消化するまでに1か月かかることもある。体重の3分の1程の尿とふんをためておくことが可能で
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