この事件が報道されて 以来、ずっと気になっている。嫌な気分で、そして同時に正直に言って、怖いとも思った。その後いろいろネット上の言葉を見ていて、さらに怖いという気持ちは増した。 けれど、これが2014年の日本の「教室」をめぐる状況なのだと思った。「教室が「戦場」になった日」というのはかなり扇情的なタイトルで、大げさな、とか、何をいまさら、という声も聞こえそうだけれど、このニュースを読んだときの偽らざる私の実感だった。 放っておけない気持ちなので、いま日本の教室で授業を担当するものの一人として、その目線から考えたことをメモしておきたい。 産経新聞が、 「講義で「日本の蛮行」訴える韓国映画上映 広島大准教授の一方的「性奴隷」主張に学生から批判」という記事を5月21日に配信した。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140521/plc140521081