日本など11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定が30日、発効しました。TPPをめぐる各国の期待や思惑は…。 オーストラリアはことし10月に国内手続きを終えていて、TPP協定の発効によって主力輸出品の農産物に対する関税の引き下げなどで恩恵を受けることになります。 オーストラリアはすでにTPP協定に参加している多くの国と個別に自由貿易協定を結んでいるものの、今回の発効によって貿易や投資の機会がさらに増え、雇用も増えると期待しています。 とりわけ日本との貿易では、牛肉や小麦それに大麦、乳製品の輸出の増加を見込んでいます。 オーストラリア政府はTPP協定について、2030年までに最大で年間156億オーストラリアドル日本円で1兆2000億円余りの経済的利益につながるとみています。 TPP協定の事務局を務めるニュージーランドは、乳製品や食肉など農産物の輸出拡大に期待していて、とりわけ2
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