柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais 横浜駅は「完成しない」のではなく「絶え間ない生成と分解を続ける定常状態こそが横浜駅の完成形であり、つまり横浜駅はひとつの生命体である」と何度言ったら 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais 西暦30XX年。度重なる工事の末にとうとう自己複製の能力を獲得した横浜駅はやがて本州を覆い尽くしていた。三浦半島でレジスタンス活動を続ける主人公は、謎の老人から託されたディスクを手に西へ向かう。 「横浜駅16777216番出口(長野~岐阜県境付近)へ行け、そこに全ての答えがある」 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais この時代、日本の国土の3割は横浜駅のエキナカであったが、自由に出入りが可能なのはSUICA端末インプラントを持つ1%の富裕層のみであった。病気の妹を助けるために「エキナカ」にある薬局への不正侵入(キセル)を試みた主人公であったが、自動改