2022年1月、約10年間住んだ東京を離れ大阪へ引っ越します。拠点を完全に大阪に移し、家族との生活の基盤をまた1から創っていきます。
CEOはフィードバックサイクルが遅いという問題があると考えています(完全な結果責任、立場上フィードバックがされづらいなどの要因から)。これに対し、定期的・適切なフィードバックを行うことでCEO個人のイシューや、組織のイシューををあぶり出すことを目的にCEO評価を実施しました。 調査設計 2020/07までのメンバー13名を対象とし、投資家であるDCM Ventures原さん、猿丸さん(以下、DCM)と個別に1on1インタビューを実施してもらいました。この詳細についてはDCM猿丸さんがnoteに記してくれているので合わせて読んでみてください。 調査設計はSmartHRで行われているCEO評価の方法をSmartHR CEOである宮田さんに教えてもらい、これを参考にしました。 インタビューの質問項目に対し、DCMが独自に採点基準に作成し、レポーティングまで行ってもらいました。 調査の方向修正 実
この記事は、2019年5月に発表したタベリー「オンライン注文機能」と2020年5月に発表した「Stailer」という2つのプロダクトの間を埋めるために書いている。約1年の間に、10Xは何を目指し、何をしてきたのか。できるだけ要旨に絞って伝えられればと思う。
本稿は先日ツイートした「スタートアップの本当の強みは意思決定の早さではなく、ストラテジーと実装の一致」について、掘り下げ、補足したものになる。 スタートアップの本当の強みは意思決定の早さではなく、ストラテジーと実装の一致 — Yamotty👨👩👦👦 | 矢本真丈 (@yamotty3) November 9, 2019 意思決定の早さが命、の正体は? スタートアップにおいて「意思決定の早さが命」というのは一つの定説として語られるが、早さが命 = 同じ精度であれば早いほうが良い」と捉えるのは危険。 スタートアップの存在価値は「産業の未来を構築すること」。産業が現時点でその未来に到達できていない理由は明白で、産業内に複数のトレードオフが存在するから。 例えば金融機関や個人間でのシームレス・低価格な送金を阻んでいるのは規制、中央システム、行動心理などに複数のトレードオフが存在するか
2019年11月12日、Product Manager Conference 2019に「10xのための逆説」というタイトルで登壇した。記事の作成は予定していなかったが、20分の講演枠で用意したスライドが消化しきれず、また事前に募集したQ&Aへの回答もできなかったため本稿はフォローアップ記事となる。 以下、登壇に利用したスライドです。 登壇アジェンダ 自己紹介 10xの解釈 10xのための「定説に対する逆説」 結論 事前募集したQ&A 会場Q&A ※実際のセッションは5の途中でタイムアップ。本稿では自己紹介は省略する(-> About me)。 10xの解釈 10xは10倍良いもの、非連続な価値を持つもの。プロダクトの文脈では以下の3つを同時に満たすようなプロダクトと個人的に定義。 特定の人物の、特定のシーンの、重要なイシューを解決する - 極めて高い解像度で語れるシーンの、重要なイシュー
創業者としての自分の存在価値って何だろうか。 このテーマを折につけて考えているが、最近自分の中でやっとシンプルになった。結論は「ゴールに対してのあきらめの悪さ = Grit」という一点につきる。スキルとかドメイン知識、人脈、ネットワークなどはあとからでも身につけられるが、Gritだけは誰も教えることができない。 自分ははあきらめの悪い創業者だ。これは宣言でもある。周囲からの自分への期待も「あきらめの悪さ」の一点に尽きると思う。 10xな体験を社会実装するために、30年やる覚悟で起業している。これまでも大小課題はあったがハナクソみたいなもんだと思う。現にすべて解決してきた。今後もそうする。正直Hard Thingsに出くわしたことは一度もない。運も良い。 先日10Xへ投資してくれたはじめてのVC、DCM Venturesの原さんと先日はじめてアジェンダなしのMTGをした。この機会はとにかく良
私の2019年は、衝突と強烈な自己反省から始まった。あるきっかけから「愛に対する誤解・未熟さ」を突きつけられ、これまでを省み、名著「愛するということ」を貪るように読んだ。恥ずかしいことに、これからの人生をかけて自分を変えていきたいという気持ちでこの文章を書いている。 私について 今は2つの大事なものがあり、ほとんど全てを2つに費やしている。 1つは家族だ。大学時代に出会って以来、10年連れ添っている妻と、仮面ライダーに夢中な二人の小さな息子たちと慎ましやかに暮らしている。もう1つは「つくること」だ。「つくること」は自然と大事な仲間もつくってくれるので、正確には3つかもしれない。 いろんな対象を流転してみたが、この3つしか私には残らなかった。 特に家族とは「ロマンティックな記念日」や「驚くようなイベント」を通じてではなく、「極めて平凡な日常」を通じてお互いの信頼を育んでいる。妻にも、息子にも
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