首相、官房長官が官邸不在 北朝鮮ミサイル発射時 2021年10月19日21時31分 遊説先から戻り、首相官邸で記者団の取材に応じる岸田文雄首相=19日午後、東京・永田町 北朝鮮が弾道ミサイルを発射した19日午前、岸田文雄首相と松野博一官房長官はいずれも衆院選の選挙活動のため首相官邸を留守にしていた。首相は発射を把握した後も遊説を続けた。官邸に戻った際、記者団に「十分な態勢を取っていた」と述べ、政府の危機管理に問題はなかったと強調。しかし、野党は早速、首相らの対応を批判し、自民党内からも衆院選への影響を懸念する声が上がった。 敵基地攻撃能力保有も選択肢 岸田首相 首相はミサイル発射時、衆院選第一声のため福島市に入っていた。演説後、事態の把握に努めると記者団に語ったが、そのまま次の遊説先の仙台市に向かい、駅前でマイクを握った。この後、秋田県内で予定していた日程は取りやめた。 この頃、松野氏は千
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