8日付読売新聞に「『脱原発』で国滅ぶ。」と題する幸福実現党の意見広告が載った。他の政党のほとんどが「脱原発」「卒原発」を公約に掲げる中で、唯一「原発再稼働・推進」を明確に掲げる幸福実現党。原発再稼働、推進に賛同する人の選択肢はここにしかない状況だ。 幸福実現党の意見広告の内容は、以下の通り、きわめて論旨が明快だ。 国民の生活と雇用を守り、日本の産業を守るためには、より安い電力の、より安定的な供給が必要。そのためには、ぜひとも原発の安全性を高め、安心できるエネルギー源として推進すべきだ。「脱原発」は、電気代の値上がりを招き、大不況の引き金になりかねない。また原発は潜在的な「核抑止力」として、中国・北朝鮮の核兵器の脅威から日本を守る役割を果たしている。 これに対して、他の政党の原発に関する公約はどうか(同日付東京新聞参照)。 民主=2030年代に原発再稼働ゼロ。未来の党=10年以内に完全廃炉と