Case: 福岡県柳川市 PRムービー「SAGEMON GIRLS」 話題になった、または今後話題になるであろう日本国内の広告・クリエイティブの事例の裏側を、案件を担当した方へのインタビューを通して明らかにしていく連載「BEHIND THE BUZZ」。 今回は、1,000人を超える市民を動員して作られた、福岡県柳川市のPRムービー「さげもんガールズ」について取り上げます。企画・制作の意外な経緯から、PRムービーに込められた想い、ダンスチーム「さげもんガールズ」の結成、そして予想を超える海外からの反響まで、株式会社ティーアンドイー プロデューサーの肥後岳志さんと同社 ディレクターの井上拓馬さんにお話を伺いました。 ひょんなことから生まれた、柳川市のイメージ覆すユニークな企画案。 —柳川市のPRムービーにはどのような経緯で携わられることになったのでしょうか? 肥後:柳川市がホームページ上で、
先日、ある社長に「日本と海外の転職回数に対する考え方の違い」に関するエピソードを教えてもらった。 彼は新卒で日本の銀行に就職したが、3年勤めた結果「銀行は文化が合わない」と感じ銀行を飛び出した方で、 その後もいくつかの会社を転々とし、4回の転職を経て29歳の時にアメリカへ渡った。 アメリカで上司に叱られた そんな彼のアメリカでの初仕事は「採用」だった。自分が「採用される側」は多く経験していても、誰かを「採用する」経験などこれまで一度もなかった。 とりあえず、大量に送られてくる履歴書を裁かなければならない。 だが、日本で年齢や性別で書類を落とすことは頻繁に行われているが、アメリカでは年齢や性別を判断基準にすること自体が有り得ない、と考えられている。 そこで彼は、「効率的な採用」をするため、これまでの職歴、特に一社の滞在年数で篩分け(いわゆる足切り)をすることにした。2年以内で転職を繰り返して
瀧本ゼミ流の企業分析術 今回は、僕と同じ学生の皆さんなら誰もが行ったことのある1品280円均一の激安居酒屋チェーン「鳥貴族」の経営戦略の巧みさを、瀧本ゼミ流の企業分析術を用いて解説していきたいと思います。 この「鳥貴族」、全国とりわけ関東圏で近年どんどん新規出店をしている、今いちばん勢いがあるチェーン居酒屋と言えます。なぜこんなにうまくいっているのか?これからどうなるのか? 瀧本ゼミでは、三つの角度から業界・企業を分析することで、この問いに答えていきます。その三つとはそれぞれ「タテの分析」「ヨコの分析」「ナカミの分析」です。 「タテの分析」では、対象業界(今回は「居酒屋業界」)の歴史の変遷を追っていきます。 「ヨコの分析」では、現時点での対象業界の構造を把握し、どういうプレーヤーがいて競合しているのか、あるいは棲み分けているのかを見ていきます。 「ナカミの分析」では、タテとヨコの分析を踏ま
「プロ経営者」と呼ばれる人々が日本で持て囃されるようになったのはいつごろからだろうか。ある日突然やってきて、横文字の経営理論を並べ立てる。戸惑う社員の声は、彼らの耳には届かない。 社員の顔も知らない 「'15年は成長軌道に乗った。'16年度はこれを一気に加速させて、徹底的な改革を進める」 2月上旬に行われた資生堂の'15年度決算会見。魚谷雅彦社長は堂々とした口調で自信をのぞかせた。 トラベルリテールの増加、センター・オブ・エクセレンスの確立、グローバルサプライチェーンの構築……コロンビア大学で経営学修士を取得した「国際派」らしく、カタカナ語を多用し、終始自信たっぷりに持論をぶった魚谷氏だが、社員の反応は冷ややかだ。 「耳触りはいいですが、具体性のない話ばかり。一番具体的に数字を語っていたのが、3年で600億を削減するというコストカットの話で、『やっぱり削ることしか考えてないんだな』と思わざ
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