「いつから日本の大学は韓国の政治的主張の発信基地に成り下がってしまったのか」 広島大学で韓国籍の男性准教授の講義を受けた男子学生(19)は、ため息交じりに語った。 一般教養科目の「演劇と映画」と題された講義。4月28日、約200人の学生がスクリーンに投影された映像を見せられていた。 「日本刀で焼きごてをあてられた」 「日本人が『朝鮮女性を強制連行したことはない』というから腹が立ってたまらないのよ」 インタビューを受ける高齢女性は何度も「日本の蛮行」を訴える。韓国映画「終わらない戦争」。元「慰安婦」の証言をもとに構成された60分のドキュメンタリー映画だ。 「突然、2人の日本軍人が私を小さな部屋に押し込んだ。私が声を上げると、刀を抜いて鼻を刺した」 衝撃的な“証言”が次々と登場する。学生はじっと映画を観賞するしかなかった。 映画には、慰安婦性奴隷説を唱える中央大教授、吉見義明や、慰安婦問題をめ