6月2 WIREDのBiology Big Bang!を読んだ! カテゴリ:20_アーカイブ 発売日に買ったのに、ずっとまとまった時間がなくておあずけになっていました。 お目当ては Biology Big Bang!という 未来の生物学を特集した記事でした。 監修された佐々木さんは、 Twitterで時折お世話になっているのですが、 3.11以降の放射線問題で解説記事を書かれたり(Twitterまとめ、ご自身のブログ) とてもわかりやすい言葉でイメージしにくい世界を 解きほぐしてくれる名人です。 さて。 記事ですが、とても面白かったです。 私のような特に生物学にバックグラウンドがないおばちゃんでも おぉーすごいー 世の中こんなに変わるわけ?って思わせる ワクワク感がいっぱいでした。 きっと専門書に書いてあったらちんぷんかんぷんかもしれないコトを すごい簡潔にまとめてあって、その網羅される
車の調子が悪く修理に出しています。直すのに総額10万かかるとか。結構な出費です。そんなわけで車で子供を稽古場所(道場)にむかえにいくのも自転車です。一度いくと用事が終わるまで1持間ほど時間があります。自転車で家にもどり、また来るのもおっくうなので、近くの本屋によって終わるまで時間をつぶすことにしました。すると表題の本が目にとまり、思わず購入。ほとんどジャケ買い。なんか私のための本のような気がしまして・・1800円もしたので結構な出費です。 まだちゃんと読んでいませんが、これはアメリカ発のノンフィクションの翻訳本のようです。今アメリでは、DIY(Do It Yourself)すなわち自宅で遺伝子組み換え生物をアナーキーに作出する人々がいるらしく、そのような人をバイオパンクと総称しているようです。遺伝子組換え生物を作出する手法の進歩はめざましく、たしかにそれはできそうです。私も簡単な機械があれ
本書は、近年アメリカで勃興しつつある、新しいタイプの"分子生物学者"たちの活動を描いた本である。ただし、"分子生物学者"という表現は正確でないかもしれない。というのは、彼(女)らは「学者」と聞いて一般的にイメージされるような大学の教員でもなければ、企業で研究開発に従事する研究者でもない*1。キッチンで培養した細胞で癌の治療法を研究したり、スーパーで買ったヨーグルトで毒物検査キットを開発したりするのが彼らのスタイルだ。本書によれば、彼らのような既存の体制に属さない新しいタイプのバイオ研究者(の活動)は『バイオパンク』と呼ぶらしい。 *2。 バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック! 作者: マーカス・ウォールセン,矢野真千子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/02/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 16人 クリック: 334回この商品を含むブログ (12件) を
受けた。 まさに、グサリと。 でも、ありがたい事(ましてや、この年齢!)。 と、いう訳で迅速に行動。 事務所を閉めてから、若い人にメールを書く内に 思いだして『バイオパンク』M・ウォールセン NHK出版 ISBN:9784140815328 を再読。 海のモノとも山のモノともつかぬ有象無象の動きを 掬いあげて記述する手際の良さに改めてちっちゃく感動。 シンセサイザーを弄繰り回してる時の興奮に近い感覚。 宅録感覚と自宅ラボの距離。 + バイオパンクはいまのところ、大躍進と呼べるような成果は出していない。この先もおそらくそうした成果は出せないだろう。しかし、彼らはそんなことなど気にもとめずに楽しそうにやっている。彼らは、自分のために科学が何かを実現してくれるのを待つよりも、自分で科学しようと決めた。何ができるかできないかは、自分で決める。すべて自分でやる。そして、少しばかりの運と才能があれば、
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
Executive Summary 2017年に出た、かのチェ・ゲバラの、15才年下の末弟による兄の思い出……は前半だけで後半は自分の話。キューバ革命のときにまだ18才くらいなので、それ以前の兄エルネストについては (ほとんど家にいなかったこともあり) 漠然とした記憶しかない。このため他の伝記などからの伝聞だらけでオリジナルな部分は家族の思い出だけ。それもあまり詳しくなくて、弁明と美化に終始。本人が絶対に知り得ないことを断言したりする。たとえば革命直後の粛清裁判で、兄は実に人道的でフェアで云々と断言するが、そんなのお客さんできてた家族にわかるわけがない。ただし巻末についた家族の写真や各種の新聞切り抜きはきわめて貴重。 Che, My Brother (English Edition) 作者:Guevara, Juan Martin,Vincent, ArmellePolityAmazon
もとは朝日新聞掲載の、氏の書評 http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20120420/1334944396 遺伝子組み換え、と聞いただけで怖じ気づく人は多いが、その恐ろしい遺伝子組み換えを、いまやそこらのホビイストが平気で始めている。・・・(略)高価だった遺伝子組み換え用機器は、安くなって中古品も増えた。各種の遺伝子配列情報も容易に入手できる。すでに技術的、価格的には個人でも十分に手が届くのだ。 それがバイオ技術の突破口になるのでは? 金と時間に縛られる商用バイオ技術(期待ほどの成果はない)に対し、制約のないホビイストは、意外な性質や用途を見つけるかもしれない。かつての無線や車やパソコンのように! (略) バイオパンク DIY科学者たちのDNAハック! 作者: マーカス・ウォールセン,矢野真千子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/02/21メディ
マーカス・ウォールセン著 NHK出版 サブタイトルは「DIY科学者たちのDNAハック!」。若干の用語解説が必要かも知れない。「バイオパンク」とはバイオテクノロジーとパンクミュージックの合成語。「DIY」は、do it yourselfの略。「ハック」はコンピュータ分野でいうハッカーではなく、「土を起こす」つまり「掘り起こす」という意味に使われている。 痛快な本である。単純に言えば、今日のバイオテクノロジーは政・官・産が研究者や研究成果を囲い込みしている状況に叛旗を翻した人たち「DIY科学者達」のルポルタージュである。つまり、自然界に存在するものを研究するのに、特許だとか知的財産権で囲い込みしていいのか、という発想である。ニュートンは「万有引力の法則」を特許申請したか、アインシュタインは「特殊相対性理論」を特許申請したか、というわけだ。 バイオパンクとは、そのような垣根を無視して研究してい
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