金融とIT(情報技術)を組み合わせたサービスが世界に広がっている。なかでも米ペイパルはネット決済分野で先行し注目を集める。同社の創業者でベンチャー投資家のピーター・ティール氏にITが変える金融の将来などについて聞いた。――ネット系の新興企業が金融の分野に進出しています。「金融とITの結びつきには大きな可能性がある。金融がネットの世界に移ることは自然な流れ。『お金』というものはデジタルになじみ
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2月に入って、長くトップを快走していたのはトマ・ピケティの「21世紀の資本」(みすず書房)。税抜き5500円という高額な本であるにも関わらず、13万部ものベストセラーになっている。ピケティ関連本は11位には「【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!」(あさ出版)、29位には「トマ・ピケティの新・資本論」(日経BP社)などが顔を見せている。 著者本人の来日もあったことで、ピケティがテレビや雑誌などで取り上げられることも多くなった。今は、多くの経済系メディアが、ピケティブームに踊っているところだ。 そこに、先週、ズバッと食いこんでジャンルトップに躍り出たのが、講談社文庫の「わたしはコンシェルジュ」ある。著者の阿部佳さんは、グランドハイアット東京のコンシェルジュ。同氏を特集したNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」が放送されたのは2月16日のこと。この放送を契機に2
世界中で1億人以上が使う電子決済サービス「ペイパル」の共同創業者のピーター・ティール氏(47)が朝日新聞の単独取材に応じ、「ベンチャー企業は、圧倒的に利用者の使い勝手を高められるような未開拓の領域に挑むことが重要だ」と語った。大手IT企業が膨大な個人情報を持って影響力を強めるなか、起業家の奮起を促した。 ティール氏は98年に起業し、インターネット取引での決済ビジネスの可能性にいち早く注目した。ペイパルの1日あたりの決済件数は2014年末時点で1150万件にのぼる。ティール氏は「独創的なアイデアをもとにして、ほかの企業にまねをされないうちに素早く市場のシェアを押さえたからだ」と分析する。 米国では近年、グーグルやアップルなどの巨大企業が決済事業に参入し、ベンチャー企業も交えて競争が激しい。「すでにかなり便利なサービスがある場合、大手と同じ土俵で戦っても、ベンチャーにとって有利とは言えない」と
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