郡山市は12日、台風19号による浸水被害で稼働停止している富久山クリーンセンター(CC、処理能力日量150トン焼却炉が2基)が12月下旬に仮復旧する見通しになったと発表した。併設している粗大ごみ処理施設と、びんやペットボトルなどを処理するリサイクルプラザは今月下旬に仮復旧するとしている。 同市内では現在、河内CC(同)でごみの焼却処理をしている。市内で回収する家庭ごみは日量約380トンあり、80トン前後が焼却できず、周辺の自治体の焼却施設に運んで処理を依頼している。 仮復旧に伴い、家庭ごみの処理は2施設で可能となるが、定期点検を切り上げて急きょ稼働させた河内CCの焼却炉1基を年度内に改めて点検(停止)する必要があるという。市は「災害ごみ処理の見通しはたたず、ごみ減量を続けてほしい」と呼びかけている。(見崎浩一) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1