人気の高いオープンソースのウェブアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」にセキュリティ脆弱性が発見されたことから、同製品のユーザーに対して、早急にアップデートを適用するよう促す警告が出された。 Ruby on Railsの開発チームは米国時間8月9日、同脆弱性を修復するパッチをリリースした。パッチの適用は、同ウェブアプリケーションフレームワークの最近のバージョンを用いて構築されたすべてのサイトで「必須」になっているという。 今回リリースされたパッチが修復対象としているのは、開発チームが「深刻なセキュリティ問題」を引き起こすおそれがあるとする脆弱性で、バージョン1.1から1.1.4までの全バージョンに影響をおよぼす。ただし、この脆弱性の詳細な特徴は明かされていない。 開発チームが発表した声明には、「問題の深刻度が高いため、脆弱性の詳細までは明らかにできない」と記されていた