鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては、現在唯一の運賃が無料の鉄道である(かつては箕面鋼索鉄道も無料であった)。ただし、鞍馬寺に諸堂維持の寄付金1口200円(小学生は100円。2015年までは小学生以上1口100円[8])を寄付した人が、鞍馬寺からの「お礼」のかたちで無料で乗車できるようになっているため、寄付金200円が事実上の運賃といえる。これは鉄道(ケーブルカー)に対する「運賃」として扱うと、宗教法人法の規定により営利事業と見なされるため、宗教法人といえども課税されるが、寺院に対しての「寄付金」だと、宗教活動の一環と見なされるため、非課税扱いになっている[9][10]。なお、身障者手帳を持っている人とその付添人1名は手帳の等級に関係なく寄付金なしで乗車できる。 鞍馬寺の公式サイトでは「鞍馬山ケーブルは、足の弱い方や年配の方が少しでも楽に参拝できるように敷設されたもので営利事業ではあり
