Linuxのみ:パソコン作業中に、カレンダーを確認することって意外と多いものです。だったら、カレンダー全体をデスクトップに埋め込んでしまう、という発想はどうでしょうか? 今回は、LinuxデスクトップにGoogleカレンダーを埋め込む方法を、ご紹介。 Make Tech Easierブログに、Googleカレンダー用gcalcliコマンドラインクライアントと、Conkyを組み合わせ、テキストモードのカレンダーをデスクトップに埋め込むための手順が、紹介されていました。そのやり方は、思ったよりもシンプルなものです。 gcalcliをインストール、Googleアカウント情報を含む構成ファイルを設定し、提供されている構成ファイルと共に、それをConky設定へ追加します。表示させる日数の増減は、スクリプトからカスタマイズ可能で、Googleカレンダーが対応している表示方法であれば、通常は使用可能とな
TechThrob.com UbuntuやFedoraといったGUIプラットフォームには、ネットワークトラフィックを表示するアプリケーションが用意されていることが多い。ただしそれらアプリが出力するトラフィック情報は大雑把で、個別の情報は表示されないことがある。またGUIアプリでは、sshでログインした状態でネットワークトラフィックを調査するといった作業ができない。 How to Monitor Network Traffic in Linux - Techthrob.comにおいてLinuxやUnixなどでネットワークトラフィックのモニタリングを実施するための2つのツールが紹介されている。コマンドラインで動作するツールなので、ssh経由でログインして使うことができる。紹介されているツールと活用例は次のとおり。 iftop(8) ネットワークトラフィック情報を表示するツール。IPとポート番号
米国ノベル社は現地時間27日、ソフトウェアアプライアンスとクラウドベースのアプリケーションを公開できる、新しいオンライン・ショーケース「SUSE Gallery」を発表した。 ソフトウェア・アプライアンスとは、アプリケーション、ミドルウェア、OSをあらかじめ組み合わせ、単一のデータイメージに統合したもの。「SUSE Gallery」はSUSE Studioの登録ユーザーであれば利用可能で、自身の個別業務や個人的なニーズに対するソリューションとなる公開されたアプライアンスを検索し、そのアプライアンスを無償でダウンロード可能。ISV、アプリケーション開発者、システムエンジニアは、自身のアプライアンスを他の人々と共有したり、宣伝したり、協力し合ったり、自由にやり取りしたりできる。アプライアンス形式のため、エンドユーザーは従来型のソフトウェア・アプリケーションに多く見られたインストールや設定の面倒
文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2010-07-15 08:30 ネットワークに接続されたコンピュータを保護することは、果てしなく続く挑戦と言える--これはLinuxとて例外ではない。そこで本記事では、Linuxマシンのセキュリティ強化に役立てることのできるシンプルな対策を紹介している。 何だって?Linuxマシンを使っているからセキュリティに関しては何もしなくてもいいって?そんなことを言っている人は考えを改めるべきだろう。LinuxというOSはネットワークに接続することを前提にして開発されているため、セキュリティについては格別の配慮が必要になるのである。Linuxがインストール直後の状態でもそれなりにセキュアなことは確かであるものの、ただ起動しただけで100%セキュアな状態だと言えるOSなど「この世には存在しない
Linus Torvalds氏は5月16日(太平洋夏時間)、Linuxカーネル2.6.34の正式公開を発表した。 今回のリリースで最も"エキサイティング"な機能追加は新たに採用された2つのファイルシステム「Ceph」と「LogFS」。Cephは、複数のストレージ間にデータを分散できるObject Storage Device(OSD)を核の技術としており、テラバイトからペタバイトまでの大容量ストレージを扱えるファイルシステム。RAIDとは異なり、複数の分散ストレージにデータのレプリカを保存できる信頼性の高い負荷分散機能が特徴。IBMが中心となって開発が進められていたが、今回よりめでたくメインストリーム入りとなった。もうひとつのLogFSはSSDなどフラッシュデバイスの高速アクセスを可能にするファイルシステムである。 そのほかの主な機能追加および改良点は以下の通り vhost-net … K
クラウドコンピューティングという言葉を聞いて、真っ先に思い浮かべる企業はどこだろうか。パブリッククラウドの先駆者であるAmazonや、SaaSで大きな成功を収めたSalesforce.com、さらにはGoogleやMicrosoftといった名前が上位に挙がってきそうだ。 Red Hatでクラウドビジネスを統括するScott Crenshaw氏 だが、ここで「我が社こそが、現在もこれからもクラウドの勝者」と高らかに宣言している企業がある。それがRed Hatだ。RHEL(Red Hat Enterprise Linux)とミドルウェアのJBossを長らくビジネスの中心に据えてきた同社だが、この3月より新たに3つめの事業部となるクラウドビジネスユニットを開設、これまでRHELビジネスを指揮していたScott Crenshaw(スコット・クレンショウ)氏がバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャと
レッドハットは、「JBoss Enterprise SOA Platform 5.0」と「JBoss Developer Studio 3.0」の提供を開始した。各種クラウドサービスとの連携が容易に行えるようになっている。 レッドハットは4月15日、SOAミドルウェア「JBoss Enterprise SOA Platform 5.0」と統合開発環境「JBoss Developer Studio 3.0」をリリースした。 JBoss Enterprise SOA Platformは、J2EEアプリケーションサーバ「JBoss Enterprise Application Platform」を基盤とし、エンタープライズサービスバス(ESB)の機能を提供する「JBoss ESB」、ビジネスプロセス管理エンジン「JBoss jBPM」、ビジネスルールを管理/実行する「JBoss Rules」を組
レッドハット株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は7月15日、SolarisからLinuxへの移行を支援するプログラム「Red Hat Advanced Migration Program powered by IBM」(以下、RAMP-I)を発表した。またこのプログラムの提供に伴い、営業やコンサルティング、サービスの提供を両社共同で行うプロジェクトチーム「RHEL移行支援オフィス」を発足させるという。 RAMP-Iは、Solaris環境からRed Hat Enterprise Linux搭載の日本IBM製サーバーへの移行を支援するプログラム。移行効果の無償アセスメントから、システム構築のためのコンサルティング、検証や構築に関するサービス、移行後のシステム管理者教育までを包括的に支援する。また移行後のサーバーは、x86サーバーやブレードサーバーのみならず、メインフレー
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
「速く,シンプルで,セキュアに」が肝となるGoogle Chrome OS。現時点で明らかなのは,Linuxカーネルに新ウインドウ・システムとChromeブラウザを載せた軽量OSであるということだけだ。「速く」「シンプルで」「セキュア」なOSをどう実現するのか。2010年後半の製品デビューを前に,分かっているわずかな手がかりから,アーキテクチャの本命を大胆に推理した。 速く:機能を削ぎ落として高速起動 Chrome OSの「速さ」は「Chromeブラウザを利用できるまでの時間」と「Webアプリケーションの処理性能」の大きく2要素がある。Chrome OSは「数秒で起動してWebにアクセスできる」(Google)とその高速性を語っているだけで,Webアプリケーションそのものの高速化には言及していない。Webアプリケーションの高速化はChromeブラウザの役割ということだろう(関連記事)。従っ
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
GNUプロジェクトの配布アーカイブなどを中心に、LZMAを用いた圧縮形式を目にする機会が増えてきた。組み込み用途などへの活用も期待されるこの圧縮形式を紹介しよう。 2001年に開発された可逆圧縮アルゴリズム「LZMA」(Lempel-Ziv-Markov chain-Algorithm)が静かな注目を集めている。LZMAといえば、高い圧縮率を備え、Windowsアーカイバ「7-Zip」に採用されていることでも知られる。 ZIPやLHAなど、ファイルのアーカイブと圧縮が統合されているWindows由来のプログラムとは異なり、UNIXやLinuxでは伝統的にアーカイブと圧縮が個々のコマンドとして用意されており、それらを組み合わせて利用することになる。現在では、アーカイブがtar、圧縮にはGNU zip(.gz)やbzip2(.bz2)が併用されることが多い。 .gzや.bz2をしのぐ圧縮率が特
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 注目されるLinuxの躍進 IDC Japanが6月8日、国内OS市場規模の2008年の実績と2013年までの予測を発表した。なかでも注目を集めたのは、Linuxの着実な成長だ。 Linuxの適用領域はパソコンやサーバだけでなく、携帯電話、ゲーム機、デジタルカメラなどの組み込み機器、デジタルテレビなどの家電製品、自動車、航空機や工場の生産ラインなどきわめて多岐におよぶ。 IDC Japanの調査によれば、昨年のLinuxはUNIXやメインフレームの低迷を尻目に、前年比18.3%増とその市場規模を著しく伸長させた。さらにIT投資の縮小、中でもハードウェア投資が一段と強く引き締められており、国内OS市場にとって非常に厳しい年になるといわれて
Linus Torvalds氏は2009年6月10日,Linuxカーネル2.6.30を正式にリリースした。2.6.30では,日本発のセキュアOSであるTOMOYO Linuxと,スナップショット・ファイル・システムNILSがマージ(統合)された。 TOMOYO Linuxは,NTTデータの原田季栄氏らが開発しているセキュアOS。セキュアOSは,OSのアクセス権を細分化し厳格に管理することでセキュリティを高めるモジュール。アクセス権を細分化することで,仮に不正侵入されたとしても被害を一部に留めることができる。セキュアOSとしてはSELinuxとSMACKがすでにLinuxカーネルに統合されているが,TOMOYO Linuxは学習モードでの操作からセキュリティ・ポリシーを生成する自動学習機能を備えているため設定が容易という。 NILFSはNTTが開発しているLinux向けのファイル・システム。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く