ティラノサウルス・レックスは捕食動物だった? (C)Robert DePalma Univ of Kansas (CNN) 大型の肉食恐竜として知られるティラノサウルス・レックス(Tレックス)は生きた獲物を殺して食べるプレデター(捕食動物)だったのか、それとも死骸(しがい)をえさにするスカベンジャー(腐食動物)だったのか。 長年の論争についに決着がつくかもしれない。米カンザス大学の研究者らによると、Tレックスが「殺し屋」だったことを示す化石が発見された。 同大学の古生物学者、デービッド・バーナム氏らによれば、見つかったのは「カモノハシ恐竜」とも呼ばれる草食恐竜ハドロサウルスの尾の部分に、Tレックスの歯が埋まった化石。 同氏によれば、これはハドロサウルスがTレックスにかまれながらも逃げ出し、その後も骨が治るまで数年間生き続けたことを示している。 Tレックスは映画などで凶暴な殺し屋のイメージが