私の所属する研究室内では、Linuxカーネル読書会なるものをやっている。教材は詳解Linuxカーネルの第3版。この本は-読んでみると分かるが-x86依存の話が非常に多い。スケジューラの話のあたりになると、Gnu Assemblerなどという暗号(!)でガシガシ書いてあるので、もう訳がわからない。この辺のソースコードの様子は、id:naoya さんのLinux カーネルのコンテキストスイッチ処理を読み解くを見ていただければ分かると思う。そうなってくると、必然的にx86の副読本を買わねばならぬ、となるわけだが、x86を知らない人がいきなりはじめて読む486―32ビットコンピュータをやさしく語るを読むと、多分多くの人が挫折してしまうだろう。というか、私がした。確かに良い本(だと思われる)んだけれど、前提知識が足りないと、所々でつまってしまって、読むスピードが落ちて、あああ、、、僕はダメな子だ、、