朝6時46分、5分遅れで一番電車が立川駅の3番線ホームを出発した。ほぼ満員のお客さんから拍手が起こった。やがてポイントの切り替え箇所に差し掛かると、JRの伊藤工事部長も緊張していた顔が少し緩んだ。時速45キロでだんだん高度を上げて昨日まで使っていた線路が下になる、高架完成だ。ポイントなどの要所要所には工事を担当した職員が作業着姿で見守っている。やがて国立駅に着く、関口・国立市長が降りホームで記念写真うれしそうだ。国分寺に着いて西側の切り替え工事が無事完了したことを実感する。国分寺の星野市長、立川の清水市長が下車、ここから東側はすでに供用されている区間なので心配は何も無い。JRの工事部長や東京都の村尾建設局長ら幹部の顔から、安心感が漂う。電車はスピードを上げて武蔵小金井・東小金井・武蔵境・三鷹と予定より5分遅れで到着。小金井の稲葉市長は沿線市の中でも一番苦労しただけあって、感慨ぶかそう。昨日