スーダン大統領と会談、友好確認=批判無視、独自外交を誇示−中国主席 スーダン大統領と会談、友好確認=批判無視、独自外交を誇示−中国主席 【北京時事】新華社電によると、中国を公式訪問中のスーダンのバシル大統領は29日、胡錦濤国家主席と北京の人民大会堂で会談した。スーダン南部の独立が7月9日に迫る中、北部のバシル政権との友好関係発展を確認した。 バシル氏には、スーダン西部ダルフールの紛争をめぐる戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている。国際人権団体は中国の訪問受け入れを批判しているが、ICC非加盟国である中国は、これを無視し、バシル氏を歓迎。独自の外交路線を誇示した形だ。 胡主席は会談で、「国際情勢やスーダンの国内情勢がどう変化しようと、対スーダン友好政策は不変だ」と発言。中国企業にスーダンへの投資や鉱山資源開発に参画するよう奨励する方針を示し、スーダン側に優遇政策を求め
中国主席と29日に会談=戦争犯罪容疑のスーダン大統領 中国主席と29日に会談=戦争犯罪容疑のスーダン大統領 【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は28日の定例会見で、同日北京入りしたスーダンのバシル大統領が29日に胡錦濤国家主席ら中国指導者と相次いで会談すると発表した。洪副報道局長は「訪中はスーダンの和平プロセスやダルフール紛争の進展にプラスになる」と語った。 バシル氏は、ダルフール紛争をめぐり国際刑事裁判所(ICC)から戦争犯罪容疑で逮捕状が出ている。訪問を受け入れた中国に対し、国際社会からは批判の声も上がっているが、洪副報道局長は「伝統的友好国の元首訪中をもてなすことは非難に当たらない」と反論した。(2011/06/28-21:48)
(CNN) 米中西部を流れるミズーリ川が氾濫し、ネブラスカ州にある2基の原子力発電所の一帯が洪水に見舞われている。米原子力規制委員会(NRC)は23日、両施設とも安全対策は万全との見方を示し、たとえミズーリ川の氾濫が数週間続いたとしても、発電所に被害が出ることはないと強調した。 同州のフォートカルフーン原発は、既に敷地の一部が60センチの水に浸かった。しかし原子炉や変圧器などの重要設備は防水壁で囲み、非常用のディーゼル発電機や送水ポンプ、土のう、消火装置などの設備も増強。同原発は周辺一帯の洪水を受けて6月6日に「異常事態」を宣言、NRCが検査官を派遣して24時間態勢で状況を見守っている。燃料補給のため運転は4月から停止中だという。 一方、フル稼働中のクーパー原発も19日に異常事態を宣言したが、現時点で敷地の浸水には至っていない。NRCは、もし必要になれば同原発の検査官も増員する意向だとして
(CNN) 中東イエメンの内務省当局者は23日までに、同国南東部ムカラ市にあるアルマクラ刑務所で22日、脱獄事件が起き、国際テロ組織アルカイダ系の構成員63人が逃亡したと述べた。同国の国営サバ通信が伝えた。 この脱獄で受刑者3人が死亡、2人が逮捕された。刑務所の警備員1人も死亡した。サバ通信によると、長さ35メートルにわたって掘られたトンネルを通じて逃げた。目撃証言によると、脱獄が起きる前、武装グループが現地時間の22日午前8時ごろに刑務所を攻撃、砲撃を加えるなどしていた。 イエメンでは現在、サレハ大統領の即時退陣を求める反政府派や一部部族と政府軍の武力衝突が続いている。テロとの戦いでイエメンを支援する米国は、政情不安で国内に拠点を持つアルカイダ系の勢力伸長を警戒している。イエメンでは「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)が活動、米国などへの航空テロ未遂事件を起こしている。 サレハ大統領
イタリア・ナポリ(Naples)市内で、回収されないままの大量のごみを片付ける活動にあたる住民ら(2011年6月21日撮影)。(c)AFP/Carlo Hermann 【6月24日 AFP】未回収のゴミが路上に放置され社会問題となっているイタリア・ナポリ(Naples)のルイジ・デ・マジストリス(Luigi De Magistris)新市長は23日、市内のゴミ収集車を武装警察部隊に護衛させると発表した。マフィアが同市のゴミ問題を扇動し、市民の健康を脅かしているためという。 ナポリは、国内外で活動する犯罪組織「カモラ(Camorra)」の本拠。カモラは麻薬の密売のほか、建設業や貿易業、廃棄物処理業にまで介入し利益を上げている。 マジストリス市長は報道陣に対し、「環境・健康被害は深刻だ。ゴミへの放火がさらに状況を困難にしている」と述べ、当面30日間にわたってゴミ収集車を護衛するよう警察に命じた
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