ぼくは、以前広告に関わっていたということも 影響してると思うんですけど、 「本を読むことが大好きで ものを考えること自体の中に耽溺できる」 という人から、ちょっと距離を置いて 生きてきたつもりなんですよ。 自分自身が本を読むことは嫌いじゃないんだけど、 そこにいたら、本を読む人どうしが 褒めあうものになってしまうなと。
2010年の暮れ、 ボストンを訪れた糸井重里は、 チャールズリバー沿いに建つ 理系の最高峰といえる大学、 マサチューセッツ工科大学 (Massachusetts Institute of Technology 通称MIT=エムアイティー) のメディアラボを訪れました。 MITメディアラボは、 情報技術研究の先端を走る研究所です。 そこでは、さまざまなプロジェクトが 進行しています。 「人間とテクノロジーの協調と交流」 「人によりよい未来をもたらすための テクノロジーデザイン」 こうしたミッションを中心に 多くの研究が、興味深いアプローチで くり広げられています。 なかでも、石井裕先生の研究は、 形のない情報を 実体感あるインターフェースにしてみせ、 人間とコンピュータの距離を 縮めようとしています。 さらには、あたらしい芸術活動や コミュニケーションの形態を 生み出していく──そういうこと
だんだん歳をとってくると 自分自身で獲物が捕れなくなりますし、 それから 「夜の寒さがこたえます」なんてときに、 歳のせいで動けなくなっていても、 皮下脂肪があれば 熱のインシュレーション(保温・保冷)を してくれますからね。
そう、さまざまな「肥満論」がありますが、 本日、わたくしからは 主に「人はなぜ、太るのか」という点について お話できたらと思っているんです。
そうですね…… 自慢するわけではないですけど、 学校の時、ぼくは作文や詩や絵を、 毎日書いて校長先生のところへ 持っていったの。 緑の小箱というのがあって 毎日入れていました。 すると校長先生が赤字を入れてくれて、 原田くん、よかったね、 ここのところはこう書くと、 もっとすばらしい文章になるよと 毎日やり続けてくれて……。 もう、あの校長先生には、 今でも感謝しています。 それからオヤジの存在も大きかったと思う。 勉強しろとは絶対に言わないの。 勉強しなかったらトラックに乗せて 山の上に連れていかれて…… 「勉強しないのに、なんで学校行くんだ? ここで石をいっぱい積んでいろ」 夜中まで積まされましたが、 昔のオヤジの教育の勇気ってすごいですよ。 私は自分の子どもに そういう教育をする勇気はない。 野球ばっかりやっていて 遊んで家に帰ってきたら、 勉強部屋に何にもないのよ。本もない! 庭を
10年近く前に一度お会いしただけだったが、原田さんは、 鼠穴の「ほぼ日」にタクシーでやってきて、こたつに入って たっぷり2時間、おもしろい話をしていってくれた。 前に会ったときは、部長だったが、 そのときのことを、ぼくはよく憶えている。 会議の進め方や決断が、とんでもなくかっこよかったのだ。 また、機会があったら会ってみたい人だなぁと思っていた。 1年ちょっと前、 「アップルの社長がハラダさんという人になった」 というニュースを聞いた時、 あの人にちがいないと、ぼくは直感した。 やっぱり、そうだった。 社長になんかなってしまうと、ちょっと会うなんて 難しいのかな、とは思ったけれど、 自分でもパソコンを使うようになったことだし、 「ほぼ日」の周囲にはマック・ファンも多いし、 ぜひ一度ゆっくり話してみたくなった。 ただし、ホテルの会議室とかで、 あわただしくも大げさな「対談」なんかするのはちが
宮本さんの話に戻りますけど、 「お客さんは、わかってくれない」 というのを前提にして ものをつくっていくという宮本さんの姿勢は、 ふだん、ぼくがやっていることに近いんです。 「コミュニケーションの前提は ディスコミュニケーションである」って、 ぼくはよく言うんだけど、 お客さんって身内ではなくて、 いわばすれ違う通行人のようなものだから、 理解してくれないのがふつうだと思うんですよ。 だから、宮本さんが 「ポンと渡しただけで遊べるようにつくる」 というのとまったく同じで、 まずは絶対、誰にでもわかるようにつくりたい。 Bringing the subject back to Mr.Miyamoto, his premise when creating something seems to be "Don't think your consumers are willing to under
寝なくても、暗闇で 脳が活動するというお話で思ったのは、 お風呂のすごみについてです。 正直言って、僕はお風呂が仕事場です。
眠っているあいだに 閃きを与えてくれるのは、 浅い眠りの、 いわば「夢」の状態ということですね。
引っ越します。 東京糸井重里事務所は引っ越します。 魚籃坂にイカリをおろして早4年。 つぎなる地は、7年ぶりの青山です。 船長、糸井重里はこう宣言しました。 「こんどは、古巣の青山に戻ります。 明るくて、クリエイティブな刺激のある場所で、 毎日の仕事をすることになります。 これも『いい会社』への道のりと考えての決断です」 で、いつ? え? 11月中に?! というわけで、短期集中連載、急遽はじめます。 どんなことでもコンテンツにしてしまうのが ほぼ日刊イトイ新聞の身上。 「引っ越し」なんていうおいしそうなネタを 見過ごすわけにはいきません。 我々は、どういう場所に、どう引っ越すのか? 当日に向けてドタバタする様子を 他人事としておたのしみくださいませ。 それ、HIKKOSHI! HIKKOSHI! 某日。いや、11月28日。 新しいオフィスに、乗組員全員が出社した。 はじめての全員ミーティン
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