【ジュネーブ共同】スイスで26日、同性婚の合法化の是非を問う国民投票が実施され、地元メディアによると賛成が6割を超え、承認される見通しとなった。今後、法改正手続きを経て、同性婚が正式に認められる。 かつて「犯罪」「病気」だった同性愛…無理解が招いた負の歴史 スイスでは既に、同性カップルは公的にパートナーとして認められており、婚姻関係に準ずる扱いを受けてきた。ただし養子縁組や、カップルの一人が外国人である場合にスイス国籍を取得する手続きなどは、婚姻関係にある男女とは別の取り扱いがなされてきた。 LGBTQ支援団体の「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」によると、これまでに29カ国・地域で同性婚は合法化されている。