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ブックマーク / www.aist.go.jp (46)

  • 産総研:「痩せるホルモン」を分泌させる物質をミドリムシから製造

    ミドリムシに由来する水溶性高分子にインスリン分泌関連ホルモン(GLP-1)の分泌促進作用を確認 内臓脂肪量減少と体重増加抑制効果を確認、インスリン抵抗性を改善する可能性も メタボリックシンドローム、特に糖尿病の新たな予防・治療手段となることに期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】分子細胞育種研究グループ 芝上 基成 上級主任研究員は、株式会社 アルチザンラボ【代表取締役 柴田 みなみ】(以下「アルチザンラボ」という)、株式会社 神鋼環境ソリューション【社長 粕谷 強】(以下「神鋼環境ソリューション」という)と共同で、ミドリムシ(EOD-1株)由来の多糖類(パラミロン)から水溶性高分子を作製し、メタボリックシンドロームに関連する指標を改善する作用を示すことを確認した。 パラミロンは水に溶けな

    adramine
    adramine 2018/05/24
    カチオン化パラミロン誘導体。要するに水溶性食物繊維?というか分子量大きいな。
  • 産総研:世界最高水準の耐環境特性ゴム材料を開発

    発表・掲載日:2016/01/25 世界最高水準の耐環境特性ゴム材料を開発 -単層CNT添加で耐環境特性を改善、材料の適用範囲を飛躍的に拡大- NEDOプロジェクトにおいて、単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC)と産業技術総合研究所は、ゴム材料に単層カーボンナノチューブ(CNT)を加えることで、世界最高水準の耐熱性、耐熱水性、耐酸・耐アルカリ性などの耐環境特性を持つゴム材料を開発しました。 今後、石油掘削装置などのシーリング、自動車などの金属ガスケット代替、化学プラントの高温部シールへの適用や、燃料輸送への適用など、ゴム材料の適用範囲の飛躍的な拡大が期待されます。 フッ素ゴムやポリウレタンなどのエラストマー材料は、ゴム弾性という特徴を有し、ガスや液体のバリア性に優れ、様々な形状への成形が容易であることから、シーリング材料として特に優れた材料です。しかし、熱、熱水、酸・アルカリなどの環

    adramine
    adramine 2016/01/27
    サンプル欲しい。ナノテク展行けば貰えるかなぁ……
  • 産総研:カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発

    発表・掲載日:2015/07/07 カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発 -アルミ電解コンデンサーと同等の性能で体積を1/1000に- ポイント スーパーグロース法による高純度、高比表面積の単層カーボンナノチューブを電極材料に活用 リソグラフィー技術を用いて、マイクロキャパシターの集積化を初めて達成 電解コンデンサーの代替、電子機器の軽薄小型化、超小型電子機器の電源への応用に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノチューブ実用化研究センター【研究センター長 畠 賢治】CNT用途チーム【研究チーム長 山田 健郎】小橋 和文 主任研究員、ラスチェスカ カロリーナ アーズラ 産総研特別研究員(現:技術研究組合 単層CNT融合新材料研究開発機構 パートナー研究員)は、アルミ電解コンデンサーと同等な性能(作動電圧4 V、静電容量30

  • 産総研:月の表と裏の違いをもたらした超巨大衝突を裏付ける痕跡を発見

    月探査衛星「かぐや」が取得した200億点以上のデータを全量解析 月への超巨大衝突を特徴づける鉱物の分布を発見 今回の解析手法の地球観測衛星データへの適用により、鉱物資源探査などへの応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)情報技術研究部門【研究部門長 伊藤 智】ジオインフォマティクス研究グループ 中村 良介 研究グループ長と石原 吉明 研究員は、月探査衛星「かぐや」が月表面を網羅する約7000万地点で取得した200億点以上の可視赤外線反射率スペクトルのデータをデータマイニング手法を用いて解析し、地球から見た月の表側と裏側の地形の違いの原因と考えられている月への超巨大衝突の痕跡を発見した。 月には光の反射率が低くクレーターの少ない「海」と呼ばれる領域と、光の反射率が高くクレーターの多い「高地」と呼ばれる領域がある。「海」は地球に面した表側に多く

  • 産総研 - トピックス - 2012年 イグノーベル賞を受賞

    2012年9月20日(米国東部時間)、情報技術研究部門 メディアインタラクション研究グループ 栗原 一貴 研究員と独立行政法人 科学技術振興機構 さきがけ 塚田 浩二 研究員が、2012年イグノーベル賞(Acoustics Prize:音響学賞)を 受賞し、米国マサチューセッツ州にあるハーバード大学のサンダーズシアターで開催された授賞式に臨みました。 イグノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞で、雑誌編集者のマーク・エイブラハムズによって1991年に創設されました。 受賞研究: 聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム「SpeechJammer」 受賞研究の概要: 言葉を喋っている人に作用させて強制的に発話を阻害するシステム「SpeechJammer」を開発した。一般に発話に対し、数百ミリ秒程度の遅延を加えて話者の聴覚に音声をフィー

  • 産総研:日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計

    発表・掲載日:2012/02/13 日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計 -小型で軽く名札ケースやポケットに入れて持ち運びできる- ポイント 日常生活で携帯し数カ月の連続使用ができる警告機能付きの小型放射線積算線量計 パソコンで簡単に日々の被ばく量を把握できる 無線チップを組み込むことで効率的な全量較正の実現に展開可能 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)計測フロンティア研究部門【研究部門長 大久保 雅隆】鈴木 良一 副研究部門長 兼 極微欠陥評価研究グループ 研究グループ長、集積マイクロシステム研究センター【研究センター長 前田 龍太郎】伊藤 寿浩 副研究センター長 兼 ネットワークMEMS研究チーム 研究チーム長、先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】市川 直樹 副研究部門長は、産総研所内プロジェクト「MEMS技術を用いた

    adramine
    adramine 2012/02/14
    おお!ちっちゃい!それにMEMSか。
  • 産総研:ナノ粒子化したプルシアンブルーでセシウム吸着能が向上

    発表・掲載日:2012/02/08 ナノ粒子化したプルシアンブルーでセシウム吸着能が向上 -放射能汚染焼却灰の適切な処理への活用へ- ポイント 他のセシウム吸着材との比較で、吸着能の優位性を確認 焼却灰の洗浄水から放射性セシウム抽出・吸着試験で効果を実証 プルシアンブルーナノ粒子の造粒および量産化により今後の除染実証試験に貢献 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】グリーンテクノロジー研究グループ 川 徹 研究グループ長、田中 寿 主任研究員、高橋 顕 研究員、Durga Parajuli産総研特別研究員、北島 明子 産総研特別研究員らは、関東化学株式会社【代表取締役社長 野澤 学】、郡山チップ工業株式会社【代表取締役社長 大内 正年】、東電環境エンジニアリング株式会社【代表取締役社長 楢崎 ゆう】の協

    adramine
    adramine 2012/02/08
    プルシアンブルーなら結晶繊維じゃあ無さそうだから健康被害も少なそうだからいいのかな?
  • 産総研 TODAY 2011.07 VOL.11-07

    adramine
    adramine 2011/07/05
    ナノカーボン・ナノチューブ特集。必読。
  • 産総研:日本の放射線計測の信頼性について

    の放射線計測の信頼性に関するお問い合わせへの対応窓口を設置いたしました。 お問い合わせフォーム 電話によるお問い合わせ     029-860-5470 (受付時間 9:00〜17:00) (電話でのお問い合わせの際は、お名前とご所属、連絡先を確認させていただきます。) ※日の放射線計測の信頼性に関し、産総研や各種機関の取り組みや、良くあるご質問への回答をまとめたウェッブサイトを準備しています。 4月18日(月)に公開の予定です。

  • 産総研:有機ナノチューブで内径50nmのナノピペット作製に成功

    有機ナノチューブ(内径50 nm)をマイクロマニピュレーション技術によりガラス製マイクロピペット(内径1,800 nm)の先端に固定 市販極微量ピペット注入システムの百分の1~一万分の1量の溶液噴出が可能に 単一細胞内への有用物質の超極微量注入・吸引による医療応用や分析応用に期待 国立大学法人 名古屋大学【総長 平野 眞一】(以下「名古屋大学」という)大学院工学研究科【研究科長 小野木 克明】マイクロ・ナノシステム工学専攻 福田 敏男 教授の研究グループと、国立大学法人 東北大学【総長 井上 明久】(以下「東北大学」という)大学院工学研究科【研究科長 内田 龍男】バイオロボティクス専攻 新井 史人 教授、および独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)界面ナノアーキテクトニクス研究センター 清水 敏美 研究センター長と高軸比ナノ構造組織化研究チームは共同

  • 産総研:能登半島地震の震源域で長さ18km以上の活断層と一部で海底に達する変動を確認

    発表・掲載日:2007/07/30 能登半島地震の震源域で長さ18km以上の活断層と一部で海底に達する変動を確認 -新開発の音波探査装置で海底活断層調査- ポイント 約2万年前以降に活動した活断層が長さ18km以上連続 2007年3月の地震でもわずかな変動が海底に現れた 産総研が開発した高分解能の音波探査装置は沿岸域の海底活断層の調査に有効 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)活断層研究センター【センター長 杉山 雄一】海溝型地震履歴研究チーム 岡村 行信 研究チーム長と地質情報研究部門【部門長 富樫 茂子】沿岸都市地質研究グループ 村上 文敏 主任研究員および海洋地質研究グループ 井上 卓彦 研究員は、2007年3月に発生した能登半島沖での地震の震源域で海底音波探査を実施し、海底活断層の存在を確認した。断層は約2万年前以降に活動しており、その長さ

    adramine
    adramine 2007/07/31
  • 産総研:日射熱を反射するクールなガラス

    日射に含まれる熱線(赤外線)エネルギーの50%以上を反射させるので冷房負荷軽減に有効。 可視光透過率が80%以上で採光や眺望を妨げず窓ガラスとして利用可能。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エレクトロニクス研究部門【研究部門長 和田 敏美】機能性酸化物グループ【研究グループ長 阪東 寛】 外岡 和彦 主任研究員、菊地 直人 研究員は、可視光を透過させ熱線(赤外線)を反射する日射熱反射ガラスを開発した(図1)。 このガラスは、日射による採光を確保しつつ熱作用の強い近赤外線を効果的に反射できるので、ビル、家屋、車両などの窓ガラスとして利用することにより省エネに寄与することが期待される(図2)。 スパッタリング法を用いてガラス基板上に酸化チタンと酸化ケイ素を主原料とする積層構造を形成し、各層の厚さをナノメートル・オーダーに制御することにより波長選択性

  • 産総研:水、有機溶媒さらにイオン液体に適用できるゲル化剤の開発

    発表・掲載日:2007/05/25 水、有機溶媒さらにイオン液体に適用できるゲル化剤の開発 -新規有機電解質オリゴマーの簡便合成法と多様な機能- ポイント 大量合成に適した一段階反応による有機電解質オリゴマーの簡便合成に成功した。 陰イオンを交換することで、水だけでなく有機溶媒さらにイオン液体をゲル化できる。 カーボンナノチューブを水に可溶化できるなど、新しい多機能物質であり、様々な応用が期待される。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【部門長 横山 浩】分子スマートシステムグループ 玉置 信之 研究グループ長、吉田 勝 主任研究員、甲村 長利 研究員は、市販の試薬を混合するだけの簡便な一段階合成(ワンポット反応)により、有機電解質が複数分子連なった構造を持つ、新しい有機電解質オリゴマーの新規製造法を開発した。今回開発した

  • 産総研:紫外線を高効率で発光できる半導体材料の開発

    酸化亜鉛にマグネシウムを混合することにより、紫外線の発光波長を短波長側に変化させると同時に発光効率を大幅に向上できる。 短い発光波長での発光効率が高いことから実用的な紫外線発光素子の実現が期待できる。 高密度な光情報処理や、高効率・長寿命の白色照明光源、あるいは太陽電池やフラットパネルディスプレイ用の高性能な大面積透明導電体薄膜などの実現につながる。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)太陽光発電研究センター【研究センター長 近藤 道雄】化合物薄膜チーム 仁木 栄 研究チーム長、エレクトロニクス研究部門【研究部門長 和田 敏美】低温物理グループ 柴田 肇 主任研究員は、酸化亜鉛に数%~10数%のマグネシウムを混合することで、紫外線を高効率で発光する半導体材料を開発した。 今回の酸化亜鉛系半導体材料の発光性能は、分子線エピタキシャル法により高品質な単

  • 産総研:ナノ粒子を利用して反射防止機能付レンズの大量生産技術を開発

    金属ナノ粒子を利用して、反射防止機能をもたらすナノ構造付のレンズ金型を作製した。 複雑な形状や大面積の金型にもナノ構造を付けることができる。 この技術により反射防止機能をもつレンズや液晶パネル、自動車のメータパネル等が低コストで供給可能になる。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)近接場光応用工学研究センター【研究センター長 富永 淳二】スーパーレンズテクノロジー研究チーム 栗原 一真 研究員、中野 隆志 研究チーム長は、伊藤光学工業株式会社【代表取締役社長 伊藤 寛】(以下「伊藤光学工業」という)と共同で、東海精密工業株式会社(以下「東海精密工業」という)の協力を得て、金属ナノ微粒子を利用して、ナノ構造による反射防止機能を付与したレンズの大量生産技術の開発に成功した。 開発した反射防止機能付レンズ生産技術は、真空プロセスのみで形成したナノ粒子をマ

  • 産総研:新潟県上越市沖の海底にメタンハイドレートの気泡を発見

    海底から噴出するメタンがただちにメタンハイドレート化し、その後海水中を上昇して、最後は浅層で分解する様子を、世界で初めてビデオ撮影することに成功した。 新潟県上越市沖の海底から600mの高さにまでメタンガス気泡の柱(=メタンプルーム)を噴き出しているメタン噴出孔を無人探査機で調査した。そこでは、メタンは噴出後、直ちにメタンハイドレートに変わっていることが初めて明らかになった。深海底から湧き出したメタンは、通常は海水に溶解し、やがて酸化されて炭酸となるため、メタンとして表層に達することはないとこれまでは考えられている。しかしながら、上越沖では、気泡全体がメタンハイドレート化し、あるいはメタンハイドレートの皮膜で覆われるため、海水に溶けることなく浅海層にまで運ばれることが分かった。このことが、海域の浅海層のメタン濃度異常の原因と考えられる。今回の発見により、海底下のメタンハイドレートシステム

  • 産総研:ヒストンシャペロンTAF-Iβの構造と機能の関連性 Relationship between the structure of SET/TAF-Iβ/INHAT and its histone chaperone activity

    ホーム > 研究成果検索 > 研究成果記事一覧 > 2007年 > ヒストンシャペロンTAF-Iβの構造と機能の関連性 Relationship between the structure of SET/TAF-Iβ/INHAT and its histone chaperone activity 発表・掲載日:2007/02/27 ヒストンシャペロンTAF-Iβの構造と機能の関連性 Relationship between the structure of SET/TAF-Iβ/INHAT and its histone chaperone activity -染色体を構成する基単位であるヌクレオソーム構造変換に関与する蛋白質ヒストンシャペロンTAF-Iβの構造解析と、点変異体を用いた機能解析から、この蛋白質がどのようにDNAや他の蛋白質に作用するかを知る手がかりを得た- 発表概要 D

  • 産総研:小さな分子の形の変化を直接観察

    発表・掲載日:2007/02/23 小さな分子の形の変化を直接観察 -世界初の有機分子の構造の電子顕微鏡観察:分子の構造変化の動画撮影に成功- 発表概要 刻々と時間変化する有機分子の一分子一分子の形と運動の直接観察に世界で初めて成功した。研究目的に合わせてまず、細胞膜の主成分である脂質分子に似せた化合物を合成した。これを真空中で揮発させてカーボンナノチューブの中に入れて、高分解能電子顕微鏡で観察すると、飽和炭化水素の鎖の動きや、チューブの中を往復する様子を秒の単位で観察できた。これまで誰も見たことのなかった分子の動きが約一分にわたる動画として記録された。 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO)中村活性炭素クラスタープロジェクトのもと、研究総括である中村栄一 教授(東京大学)、末永和知 博士(産業技術総合研究所)と東京大学の磯部寛之 助教授の共同研究チームは、

  • 産総研:ナノ炭素材料に自然界最高レベルの活性酸素除去能を発見

    高次フラーレン・金属内包フラーレンが活性酸素の一種である「一重項酸素」を高効率で除去できることを初めて発見。 各種物質の光による劣化を防ぐ、高性能高寿命の光酸化防止剤への応用に期待。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【部門長 横山 浩】自己組織エレクトロニクスグループ グループ長 片浦 弘道、柳 和宏 研究員は、産総研ナノカーボン研究センター【センター長 飯島 澄男】岡崎 俊也 主任研究員と共同で、各種ナノ炭素材料について、活性酸素の一種である一重項酸素の除去能を測定し、ナノ炭素材料のうち、高次フラーレンや金属内包フラーレンが一重項酸素を非常に高効率で除去することを発見した。 一重項酸素は活性が高いために、各種物質の光劣化に大きくかかわっており、また、生体内のDNAの損傷や皮膚の老化など、私達の身近な生活にも大きな影響を

  • 産総研:カーボンナノチューブの分子選択的ナノバルブの原理を発見

    ナノチューブ内で水とガス分子が入れ替わる「交換転移」を初めて発見 ガス分子の種類によって動作が変わる分子選択的ナノバルブに応用可能 電気抵抗変化を分子選別ガスセンサーとして利用可能 首都大学東京【学長 西澤 潤一】大学院理工学研究科の真庭 豊 助教授らと、独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門の片浦弘道 自己組織エレクトロニクスグループ長らは共同で、様々なガス雰囲気下における単層カーボンナノチューブ(SWCNT)内への水分子の吸着現象を明らかにし、雰囲気ガスと水分子との「交換転移」を発見した。 SWCNT内部の水分子が雰囲気ガス分子と交換する「交換転移」は、7種類の雰囲気ガス(アルゴン、クリプトン、酸素、窒素、メタン、エタン、二酸化炭素)について見出された。交換転移の起こる条件はガスの種類に依存し、1気圧のメタンでは、温度-3