ちょうどいい…。未だに『フリード』に接すると、2008年に初代が登場した際のTVCMでショーン・レノンが言っていたあのセリフが脳裏に浮かぶ。が、まんざら今でも通用しなくもないというより、2代目の現行車で“ちょうどよさ”の腕前がますます上がった。 新グレード「クロスター」に試乗試乗車は今年10月のマイナーチェンジで追加された「クロスター」だった。『フリード』『フリード+』のどちらにも新設定されたグレードで、その名のとおりクロスオーバー風味で外観を仕立てたのが特徴。ただし最低地上高(4WD=150mm、FF=135mm)は標準車と変わらず、全高も数値上+25mmだが、これはルーフレール分だ。フロントグリル、前後バンパー、アルミホイールのデザインを変え、ドアハンドル、サイドミラーハウジングをシルバーにするなど、外観を軽く専用化。 ホンダ・フリード・クロスター インテリアではプライウッド調の加飾パ