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ブックマーク / wnyan.jp (23)

  • プラチナバンドは”最強”か? | 無線にゃん

    プラチナバンドを他社から借りて「最強」とうたうキャリアがあったりあします。 ネット上の論調でも、某社のエリアが狭いのはプラチナバンドが無いからだ、とする向きがあります。 下手すると、プラチナバンドが割り当てられれば一気に不調を挽回できるとする論説もあります。 当ですかね? というわけで、前にも似たような話を書いたかもしれませんが、改めて。 プラチナバンドは、1GHz以下の「とても飛びやすい」電波、ということになっています。飛びやすい、というのは、距離による電波の弱り方が少ない、障害物に当たったときに通り抜けやすい、そんなことを指しているというわけです。 これはもちろん事実です。同じ場所に数ギガヘルツの高い周波数とギガヘルツ未満の低い周波数の二つの基地局を置けば、もちろん、低い周波数のほうが遠くまでカバーエリアにできます。ただ、これに関しては、「ネット上の論説ほどは効果はないよ」というのを

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    advblog 2023/07/21
  • 大手携帯三社のブロードバンド割引をガッツリ比較 | 無線にゃん

    光コラボレーションモデル、いわゆる光サービス卸が始まって、特に、大手携帯3キャリアについていろんな記事があふれています。 簡単に言うと、スマホと光回線をセットで使ったときどこが一番安いのか。 って記事が大量に。しかも、記事によって、ドコモがお得、auが安い、ソフバンが最安、などなど、結論が違うんです。もちろん、それぞれのキャリアがもっとも安くなる条件を無理やり作って記事を書くからそうなるんですけどね。 そんな不毛な「提灯記事合戦」に終止符を打ちます! ・・・ってことでまとめましたるがこちらです。 条件は、 ・光回線+プロバイダ+スマホ人数分 ・一戸建て ・期限付きキャンペーンを除くすべての割引を適用 ・データ量の共有サービスはフル適用 ・音声定額は考えない(ただし音声定額プランが必須の場合はその限りでない) です。 これで、家族一人当たりのスマホ利用データ量と家族の人数ごとに、ブロードバン

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    advblog 2015/02/20
  • au WALLETのはなし | 無線にゃん

    auのスマホつかってるって話は書きましたけど、去年、au WALLET申し込むと1000円分おまけチャージ付いてくるよってのがあったじゃないですか。あれで申し込んだんですよ。 もちろん1000円は美味しくいただいたわけですけど、それ以降、ちっとも使ってないんです。っていうか、使っている人を見ない。 なんで使わないのかなー、って自己分析してみたんですけど。 あれって、要はクレジットカードそのものと同じ仕組みで、お金の出所が後払いじゃなくて先払いってだけなんですよね。だから、「クレジットカードを使うめんどくささ」と「事前チャージのめんどくささ」が相乗効果を発揮する、めんどくさい電子マネーランキング堂々一位と言ってもいい最低システムになっちゃってるんです(笑)。 まず、事前チャージが必要。オーケーオーケー。たっぷりチャージしておいたりオートチャージにしたりして解決しようか。え?VISAカードで支

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    advblog 2015/02/11
  • iPhoneがmineoで使えないワケ | 無線にゃん

    mineoでiPhoneが使えないっていう話について何かコメントないですか的なメールを結構たくさんもらってて、さすがに放置できないので軽く。 現状を整理すると、具体的な問題はmineo+iOS8。症状は、一瞬アンテナピクトが立つけれどすぐに圏外になる、とのこと。 なんとなーく原因に想像がついちゃったので、以下妄想。 iPhoneってもともと、かなり変な作りをしてあります。かなり低レイヤの部分にまでへんてこりんなカスタマイズを入れてあるようです。 このために、iPhoneを扱うキャリアは、iPhoneのためだけにネットワークの設定をいじくったり、あるいは専用の接続先を用意したりと苦心して、iPhoneが正常に動作するようにいろんな仕掛けをしているようです。 来、3GPP標準の理念としては、「どのようなネットワークであっても動作するよう端末が必須機能を柔軟に実装する」という原則があり、だから

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    advblog 2014/10/24
  • 月間通信量規制について思うこと | 無線にゃん

    ずーっと書こう書こうと思ってたネタなのですが、LTEになってから当たり前になったデータ量規制についてです。 今どこのキャリアも、5GBとか7GBとかの月間データ量制限があり、それを過ぎると通信速度が制限される、みたいなプランばかりになっています。LTE時代になると、なまじスループットが出るので、コア設備などを守る目的でデータ量制限をするのは当然と言えば当然なのですが、私は純粋に技術者として、これがあまりに「下手な仕組み」なのが気になっててしょうがないんです。 通信量を制限してネットワークを守る。その目的を達するにはいろんな方法があるはずなんですが、誰もがこぞって「月間の通信量の制限」を選んでいることが理解できない。日の通信キャリア社員には馬鹿しかいないんですか、と。 もちろん、「制限があるぞ」という脅し効果で使用量を心理的に抑えこむ効果もあるのでしょうが、そんなもの結局、使う人は使うんで

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    advblog 2014/04/25
  • ニュースコメント[2013-12-26] | 無線にゃん

    5G通信規格の策定団体、欧州で発足 3GPPの後継ってのは完全にミスリーディングじゃない?あくまで5GPPPはイニシアチブであって、実際の標準化作業を行っている3GPPとは完全に別物。どちらかと言うと、GSMAとかNGMNとかそっちに近い団体。要求条件、達成すべき目標、ソリューションを提案して、参加企業が一致団結して標準にねじ込んでいこうぜ、って言う目的の団体だと思います。ETSIが主導しているみたいなので事実上の3GPP公認イニシアチブにはなるでしょうけど、こういうのってあくまで、外側から標準に圧力をかける団体の一つと思ってた方がよろしかろうと思います。ほかにも5G関係のイニシアチブ団体は乱立しているみたいなので、まあ、客の引き合いで「3GPP後継!」なんて看板を上げちゃってるのかもしれませんけど。

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    advblog 2013/12/26
  • スマホとハードキー | 無線にゃん

    どうしてスマホにハードウェアキーが無くなっていっちゃったんでしょうね、と言うお便りをいくつかいただいています。当にどうしてでしょうね。 片方の都合はよく分かるんです。作る側の都合。可動部って一番コストがかかるから作りたくないんです。何度でも書きますが、全面タッチパネルのカマボコ板が一番低コストで誰にでも作れるんです。ボタンだのヒンジだのをつけるとそれだけでどんどん設計難度が上がっていきます。 技術の蓄積が無くても、お試しレベルで作れちゃうのがカマボコ板。凝ったデザインになればもちろん複雑な組み立てラインが必要でそれなりの会社にしか作れないでしょうが、それでも、内部設計は簡単。出来合いの配置図どおりにチップとアンテナを配置するだけで作れちゃうレベル。一方物理ボタンがここに増えていくと、つまり、電気的な接点が余計に増えていくわけです。電気的な接点は無線設計上は厄介な邪魔者。ちゃんと技術があれ

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    advblog 2013/10/22
  • auの障害について | 無線にゃん

    またまたauがやらかしたみたいで、いろいろ解説希望のメールをもらっているわけですが。 今回の故障個所は「基地局制御装置」みたいに発表されていますが、具体的にどこと言うのはよくわかりません。が、LTEのシステムの中でそれに相当しそうなのは、たぶんMMEかなぁ、と言う気がします。もちろん、基地局の監視制御用のシステムとかの独自装置の可能性もあります。 で、確か前回もMMEが障害って言ってたなぁと考えた時にふと思った件があって。こちらの基地局数で見ると、2013/05/30現在の総基地局数(バンドごと(細かいことを言うとキャリアごとだけど現在は実質1バンド1キャリアしか入らないので)に別のノードなので「制御装置」から見えるノードの数という観点で数えた時)は、ドコモが27716局、auが46575局、SBMが23249局と、auはほぼダブルスコアで他よりも局数が多いんですよ。しかも、建設開始からの

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    advblog 2013/05/31
  • 無線帯域幅と通信速度の関係 | 無線にゃん

    無線通信で、帯域幅と通信速度になぜ関係が出てくるのか、と言う点がいまいち理解できないです、と言うお便りをいただいたので、ちょっと大元のところから解説してみるという試み。うまくお伝えできないところが多くなりそうですが。 無線通信と言うのは、電波を使っているわけですが、電波は名前の通り「波」です。何が揺れているのかと言う話はとりあえず置いといて、その「揺れっぷり」が、周波数、帯域幅、などなどの指標で表されます。 周波数は、単純に「どのくらいの速さで揺れているか」です。1秒間に10回揺れていたら10Hz(ヘルツ)。1万回なら1万Hz。通常はk、M、Gなどの1000単位の接頭文字を使って、これを10kHzと書きます。携帯電話向けに良く使われているのは2GHzと言われるところなので、1秒間に20億回揺れている波、と言うことになります。 帯域幅と言うのは、その揺れの速さがどれくらい揺らいでいるか、と言

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    advblog 2013/04/15
  • DIGNO Sレビュー@約一カ月 | 無線にゃん

    そろそろ一カ月なので、DIGNOの再レビューをしてみたいところです。 まずやっぱり電池もち。相変わらず、一日一回の充電だけで、半分以上余らせているという状態が続いています。昼間は結構テザリングで使ってたりもするんですけど、全然余裕。職場用にと思ってキャンペーンで充電器+充電ホルダーもう一個もらったんですが、全然活躍していません。容量が大きいのもさることながら、根的な消費量がARROWSとは桁違いに少ないように感じます。 もちろんARROWSは3G+WiMAXのデュアル状態だったのでその差は大きいですが、一方で、スマホの(触ってないときの)バッテリ消費の大半はアプリの自動同期とかの通信での無線電力なわけで、その点でWiMAXは圧倒的に省電力だったんですよ。実際、WiMAXをONしておいた方(3G+WiMAX)が3Gオンリーのときよりもバッテリの持ちは良かったんですよ。それよりも明らかにいい

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    advblog 2013/01/30
  • ニュースコメント[2013-01-18] | 無線にゃん

    スマホと連動する腕時計型デバイス、どう思う? 便利だと思うんですけど、基的に全部デザインがダサい。ダサいというか、おっさん向けじゃないんですよね。薄くてシンプルなアナログの針が三つだけあるような時計が好みなんですが、そういうの誰か作りませんかね。もちろん隠れた機能がたくさんあるのは歓迎なのです。私のお気に入りの時計は電波+ソーラーだけど薄くてシンプルなアナログの針が三つだけと言う時計なんですが、この後継機がすでに厚みが増えてサイドに余計な装飾があるわ文字盤のデザインがゴテゴテしてバンドもテカテカした金属バンドしかないわ、で、全く買い替える気にさえならない。こないだも結局3万円もかけてオーバーホールしちゃった(買い替えれば2万なのに)。スマホ連動も着信のバイブ連動とかだけでいいんですけど、なんでしょうね、この、「ちょっと機能が多い機種は見た目も派手にしなきゃ」的な風潮は。派手な見かけの時計

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    advblog 2013/01/19
  • KDDI LTE800MHzド田舎レビュー | 無線にゃん

    ということで、今日はKDDI LTE800MHzのレビューです。マップみるとエリア広いなーと言うのは前に書いた通りなんですが、実際にド田舎に行くとどんな感じか、ってことで。 まぁぶっちゃけ実家の方に行ってきたんですけどね。マップ見て実家が圏内なのはわかってるんですが、その他、ほどほどにド田舎を圏内一円くらいのスケールでうろうろしまくった結果どんな感じだったか、ってのを体感レビューしておこうというお話です。 そもそもソフトバンクは3Gさえも届いていないような場所をうろついたのとソフトバンクの端末持ってないってのもあるので、あくまで比較対象はドコモってことになりますが、そんな感じで。 まず、県の真ん中辺の山間部周囲1kmに4世帯という実家。エリア内になっているのはわかっていましたが、マップ自体が相当盛ってるんじゃないの?と言う疑いも無きにしもあらずなので、実際に見てみると、ほどほど。アンテナ表

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    advblog 2013/01/11
  • ニュースコメント[2012-12-26] | 無線にゃん

    2012年、がっかりなITニュース12選 今年のがっかりニュースだそうで。アメリカでの話がベースなのであまりなじみのない話も交じっていますが、クラウドでの障害が広域でのサービス断に波及するという事件が国内外で頻発したのも今年でしたね。ビジネスの基幹部分で他人のふんどし使おうってのは一定以上の信用・信頼を求められる大企業でやるのはあまり感心しないところです。3Dテレビが普及しないなんて話もありますが、去年流行った、スマホの3D液晶ってどこ行ったんでしょうね。どばっと流行ってあっという間に廃れました。コンテンツがないからしょうがないんですが、どうも根的に人間って単純な視点固定の3D映像コンテンツをそんなに欲しないのかもしれません。3D映像を回転させて平面に投影するだけで十分理解できるし、それ以上の理解が必要な場合はむしろ回り込んでのぞいたり触ったり、っていう今の3D技術では実現できないところ

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    advblog 2012/12/26
  • KDDIがETWSを用途外利用している話の補足説明 | 無線にゃん

    先日のKDDIがETWSを広告配信に使っていたという問題、「ETWSには『その他』として地震津波以外の情報を伝えるようにできている」「商業配信に使ってもいいらしい」と言う意見をたくさんいただきました。 まず、種別について。種別(WarningType)として、以下の5つが定められています。 0地震 1津波 2地震と津波 3テスト 4その他 地震、津波はいいですね。テストも、システムのテスト用と言う意味で問題ありません。問題は「その他」。この「その他」なら、広告にでもなんにでも使っていいはず、と言う考え方。残念ながらこれは間違いです。この種別での「その他」は「その他(の警報)」を意味しています(正確には、「その他(other)の場合は、警報内容はすべて警報文中に記載してあるものとする」と言う規定となっています)。つまり、「その他」は、地震、津波以外の何らかの天災や人災を緊急警報として通知し

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    advblog 2012/12/14
  • 各社LTE展開状況(常時更新)(バンド別付) | 無線にゃん

    一応毎日更新ですが、免許情報が更新される月3回くらいしか情報は反映されないと思います。 一応このエントリから常時最新情報画像を参照していますので、参考にどうぞ。 [追記]バンド幅変更をするときの暫定的な状態だと思って無視してたんですが、共存不可能な2キャリア分の免許を1局にブチ込んだまま放置するという暴挙があまりに多くなってきていたので、計数方法修正。ちょっとDB負荷上がっちゃったけどたぶん大丈夫。 [追記]ダブルカウントしてね?(特にKDDIバンド別)というメールが20通を超えたので補足。えーと、マルチバンド基地局というものがありましてですね。そうでなくとも設備の一部を共用する基地局は免許を一つにまとめましょうという決まりがあってですね。なので「全ロケーション」に中のいくつかは一つのロケーションに複数バンドの基地局がおいてあるんです。慎重に「ロケーション数」という記述にしたのはそういう理

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    advblog 2012/12/10
  • iPhone5パケ詰まりの謎 | 無線にゃん

    iPhone5でパケ詰まりが大流行らしいですが原因はなんでしょうか、と言うお便りをいただきまして、元祖パケ詰まり博士の無線にゃんが解説します。なんだよパケ詰まり博士って。 検索するといろんな情報があるようですが、現象としては、どうやらau限定で、LTEと3Gの境界で報告されている例が多いようです。いろんな説が出ていて、「800MHzを豪奢にLTEに使ったので3Gが細った説」「Qualcommチップのバグ説」「個体差説」等々。ちょっとだけ考えてみます。 と言っても、たいてい、パケ詰まりなんてのはネットワークが原因でおこるものです。元祖パケ詰まりと言えば、2000年初頭に話題をさらった使い放題PHSパケット(AIR-EDGE)のパケ詰まり。あのころは固定回線常時接続が引けない集合住宅などがまだ多く、常時接続需要が一斉にAIR-EDGEに流れ込んで、盛大なパケ詰まりを発生させていました。 原因は

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    advblog 2012/12/05
  • DIGNO Sを買っちゃいました | 無線にゃん

    こういうことはあまり早くに明かしてはならない。しかし、遅すぎても旬を逃すのである。まぁそういうわけで(?)、DIGNO S買っちゃいました。 ARROWSがもうヤダとかそういうわけじゃなくてですね、なんというか、いろいろと重なってですね、あまりに忙しくて残業代が○十万円とかになってストレス発散に超無駄遣いしたいと思ったところにそろそろスマホでも買うかなんて言ってくる家族がいてそれにつきあうだけだったはずなのになんだか発売されてるのを見つけちゃってこうなったらもろともよということで買っちゃった的な流れですよ。あー、やっちゃった。 とりあえず、DIGNO Sに変えてから改めてARROWSを振り返ってみると。あれですね、NX!Inputが快適すぎた。あの入力は、やっぱり最強でした。DIGNOに変えてからいくつも手書き対応のIMEを入れて試してみましたが、あれに勝る精度と使い勝手のものは一つもあり

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    advblog 2012/11/22
  • 各社LTEエリア展開状況(常時更新) | 無線にゃん

    先日のLTE展開プランのアップデートの図が思いのほか好評だったのですが、毎回作るのがめんどくさいのでスクリプトで自動で作るようにしました。 下記がその図です。 一応毎日更新ですが、免許情報が更新される月3回くらいしか情報は反映されないと思います。 一応このエントリから常時最新情報画像を参照していますので、参考にどうぞ。 [追記]面グラフなら面積比例にした方がよくね?と言うご意見いただき、面積比例に直しました。

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    advblog 2012/10/17
  • 国内各社のLTE展開プランのアップデート2012年8月号 | 無線にゃん

    [追記]最新図はこちら↓ 各社LTEエリア展開状況(常時更新) さて、前に書いた各社LTE展開プランに関して、まただいぶ状況が変わってきているので、改めてアップデートしておきたいと思います。 まずドコモ。相変わらず2GHzがメインで、なおかつ、ほとんどのエリアが5MHz幅(37.5Mbps)エリアとなっていて、状況は変わらず、エリアが徐々に広がっているだけのようです。ごく一部の地域で2GHzの15MHzを始めていたりするようで、今後は、これを徐々に増やしていくでしょうが、3Gのメインバンドともいえる2Gを都市部では削れないでしょうから、これ以上2GHzを使った拡大は難しいでしょう。一方、800MHzや1.5GHzの基地局も実験的に展開を始めているようですので、もう少ししたらこれらのエリアが急に広がり始めるかもしれません。 次にKDDI。こちらは着々と800MHzと1.5GHzを増やしていて

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    advblog 2012/08/28
  • 続・通信事業における障害に対する考え方について | 無線にゃん

    ドコモの障害が増えていますね。なぜ障害が増えているか、という点については、障害が表面化する仕組みを考えてみればいいと思います。要するに、前に書いた通信事業における障害に対する考え方について辺りをおさらいしてみるといい感じかもしれません。 まず、「表面化する障害」とは何か、と言うことを考えています。障害が起こったとき、仮にどんな小さな障害でも出た瞬間に公表しなければならない、なんてことにはなっていません。と言うか、もしそんなことをしてしまうと、キャリアの障害情報ページはあっという間にぎっしりと埋まってしまいます。どんなに品質の良い機器を使っても、何しろ全国区の通信キャリアの使う機器数は膨大ですから、仮に障害率(ダウン率)1ppmだったとしても、毎日何十個という機器故障情報が障害リストを埋めてしまうことになります。 そんなわけで、実際には、加入者への影響度で公表有無を決めているようです。と言っ

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    advblog 2012/08/21