「顔パス」で電車に乗車できるシステムが、「山万ユーカリが丘線」(千葉県佐倉市)で6月15日から全国で初めて本格的に導入されます。 どんな仕組み?利用方法は?「磁気きっぷ」はどうなる?実際に体験してみました。 (千葉放送局記者・渡辺佑捺) “地域の足” ユーカリが丘線 千葉県佐倉市の住宅地を走る「山万(やままん)ユーカリが丘線」。昭和57年に運行を始め“地域の足”で、冷房は設置されていませんが、夏になると冷たいおしぼりを配ってくれることでも知られています。 全長は4.1キロ、運賃は一律200円。京成本線との乗り換え駅「ユーカリが丘」を起点に、ラケット型の路線を約15分で1周します。 「山万ユーカリが丘線」のホームページより 「顔パス」で改札を通過! 6月15日からは、「ユーカリが丘線」にある6駅すべての改札で、顔認証を活用した乗車システム「ユーカリPASS」の運用が始まります。 渡辺記者