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ブックマーク / bijutsutecho.com (383)

  • 名古屋でアートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」が開催へ

    名古屋でアートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」が開催へ名古屋の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で、現代アートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」が開催される。会期は11月2日~4日。 名古屋の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で、現代アートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」が開催される。会期は11月2日~4日。 名古屋では、1980年代から様々なアートフェアが開催されており、地域の現代アートの発展に大きな影響を与えてきた。今年、将来的に文化芸術地区としての再開発が見込まれる金山地区において、名古屋市と地域のアート支援をミッションとするクリエイティブ・リンク・ナゴヤがアート・プロジェクト「アートリンク金山」を実施。さらに、これに賛同する名古屋のギャラリーが集結し、今回のアートフェアが開催

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    advblog 2024/10/01
  • 東京都現代美術館で坂本龍一の大規模個展が開催。大型インスタレーション作品を包括的に紹介

    東京都現代美術館で坂龍一の大規模個展が開催。大型インスタレーション作品を包括的に紹介今年3月に逝去した音楽家・アーティスト、坂龍一(1952〜2023)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する展覧会「坂龍一展(仮)」が、東京都現代美術館で開催される。会期は2024年12月21日~2025年3月30日。 坂龍一 Photo by Neo Sora ©2017 Kab Inc. 東京・清澄白河の東京都現代美術館で、今年3月に逝去した音楽家・アーティスト、坂龍一(1952〜2023)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する展覧会「坂龍一展(仮)」が開催される。会期は2024年12月21日~2025年3月30日。 坂龍一は1952年東京都生まれ。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年「Yellow Magic Orchestra」結成に参加し、1983年の散開後も多

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    advblog 2024/06/23
  • 「ニンテンドーミュージアム」、24年秋に開館へ

    「ニンテンドーミュージアム」、24年秋に開館へ任天堂が開館を予定している「ニンテンドーミュージアム」。その開館時期が24年秋となることがわかった。 任天堂の2024年3月期 決算説明資料より 京都府に社を構える任天堂株式会社が2021年に発表した資料館施設「ニンテンドーミュージアム」の設立。その開館が今年秋となることが、2024年3月期 決算説明資料に記載された。 ニンテンドーミュージアムは、同社が過去に発売した商品を展示する施設で、宇治小倉工場(京都府宇治市)の用地および建屋を資料館としてリノベーションするもの。当初は23年度内の完成を目指しているとされていたが、あらためてオープン時期が後ろ倒しになったかたちだ。 任天堂の創業は1889年。83年にファミリーコンピュータを発売して以来、様々なゲーム専用機のハードウェアおよびソフトウェアを開発・製造・販売してきた。ニンテンドーミュージアム

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    advblog 2024/05/30
  • お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生東京都とお台場トリエンナーレ実行委員会の主催により、新たな芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」がお台場エリアで開催される。会期は2025年10月〜12月を予定している。 台場公園(第三台場) 写真=イメージマート 東京の臨海副都心に位置するお台場エリアを舞台に、新たな芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が2025年10月〜12月に開催される。 観光地として国内外に広く知られる「お台場」。江戸時代末期の鎖国政策終焉の直前には、日を外国から防衛するための砲台を設営した土地として、歴史に名前を刻んだ。現在は臨海副都心としての都市計画により開発が進んでおり、世界に開かれた東京の玄関口に変容を遂げている。 同芸術祭を主催するのは、東京都(都知事:小池百合子)とお台場トリエンナーレ実行委員会(実行委員長:遠藤龍之

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    advblog 2024/05/15
  • 専門ミュージアムに行ってみよう。第1回「絶滅メディア博物館」

    専門ミュージアムに行ってみよう。第1回「絶滅メディア博物館」日には専門的な分野を扱う美術館や博物館が数多くある。各館の展示内容とともに、設立秘話やコレクションにかける思いなどをシリーズで紹介する。 文=浦島茂世 展示風景より 2023年1月、大手町に一風変わった私設博物館が開館した。その名は「絶滅メディア博物館」。館内には8mmフィルムカメラ、ビデオカメラ、フロッピーディスク、携帯電話やPHS、カセットプレーヤーなど、かつてはポピュラーだったものの、いまでは使われることがほぼなくなったメディア機器がジャンルごとに整然と並ぶ。都心の一等地になぜこの博物館が生まれたのだろうか? あまりふり向かれない「絶滅メディア」専門の博物館 絶滅メディア博物館は大手町と神田のあいだ、東京都千代田区内神田に位置する。この博物館はその名が示す通り、絶滅、あるいはほぼ絶滅に近い状態のメディア機器を収集・保管・展

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    advblog 2024/05/03
  • GINZA SIXの中央吹き抜けにヤノベケンジ《BIG CAT BANG》が登場

    GINZA SIXの中央吹き抜けにヤノベケンジ《BIG CAT BANG》が登場東京・銀座で開業7周年を迎える商業施設「GINZA SIX」が、4月5日より春のプロモーション 「GINZA SIX DOKI DOKI 2024」を開催。中央吹き抜けの新たなアートとして、ヤノベケンジの《BIG CAT BANG》が登場する。 《BIG CAT BANG》イメージ これまで草間彌生や塩田千春、名和晃平などが巨大インスタレーションを手がけてきた、東京・銀座の商業施設「GINZA SIX」の中央吹き抜けを飾るアート。その9代目として、ヤノベケンジの《BIG CAT BANG》が4月5日より展示される。展示期間は25年夏までを予定。 ヤノベは1965年大阪府出身。京都市立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。同大大学院美術研究科修了。大学院在学中の90年に、京都のアートスペース虹で、生理塩水を入れたタンク

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    advblog 2024/04/05
  • 「大吉原展」(東京藝術大学大学美術館)開幕レポート。吉原で育まれてきた文化を通じて、遊女たちの生き方や置かれた環境に目を向ける

    「大吉原展」(東京藝術大学大学美術館)開幕レポート。吉原で育まれてきた文化を通じて、遊女たちの生き方や置かれた環境に目を向ける東京藝術大学大学美術館で、江戸幕府公認の遊廓であった吉原や、そこで育まれてきた文化にフォーカスする「大吉原展」が開幕した。会期は5月19日まで。 文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より、辻村寿三郎・三浦宏・服部一郎《江戸風俗人形》(1981) 東京・上野の東京藝術大学大学美術館で、江戸幕府公認の遊廓であった吉原や、そこで育まれてきた文化にフォーカスする「大吉原展」が開幕した。会期は5月19日まで。展学術顧問は田中優子(法政大学名誉教授)、担当学芸員は古田亮(東京藝術大学大学美術館教授)。 吉原とは、江戸時代につくられた遊廓街(*)。そこでは、絵画や浮世絵、文学、工芸、年中行事など様々な文化が生まれ育まれてきたいっぽうで、その経済基盤は、家族の

    「大吉原展」(東京藝術大学大学美術館)開幕レポート。吉原で育まれてきた文化を通じて、遊女たちの生き方や置かれた環境に目を向ける
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    advblog 2024/03/27
  • 伊藤若冲の新発見。絵巻《果蔬図巻》を福田美術館が公開

    伊藤若冲の新発見。絵巻《果蔬図巻》を福田美術館が公開京都・嵐山にある福田美術館が、新たに発見された伊藤若冲による絵巻を初公開した。 文・撮影=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 新たに発見・収蔵された伊藤若冲《果蔬図巻》(1791) 今年開館5年を迎える京都・嵐山の福田美術館が、伊藤若冲作(1716~1800)の新発見の絵巻を披露した。 伊藤若冲は言わずと知れた江戸時代の絵師。京都の青物問屋「枡屋」の長男として生まれ、裕福な環境のもと、独学で作品を制作した。その作風は細部まで描き込まれたものが多く、極彩色で彩られた絹着色の作品や、即興的な筆遣いとユーモラスな表現が特徴の水彩画は、日美術史上でも異彩を放つ。 今回披露された作品は1791年、若冲が76歳のときに描いた全長277センチ(跋文を加えると332センチ)あまりの絵巻で、《果蔬図巻(かそずかん)》と名付けられた。若冲としては珍し

    伊藤若冲の新発見。絵巻《果蔬図巻》を福田美術館が公開
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    advblog 2024/03/06
  • 坂本龍一をいかに未来につなげるのか。ICC「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」に見る試み

    龍一をいかに未来につなげるのか。ICC「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」に見る試み今年3月に逝去した音楽家・坂龍一。同氏を追悼する展覧会「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開幕を迎えた。 文・撮影=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 展示風景より、坂龍一+真鍋大度《センシング・ストリームズ 2023ー不可視、不可聴》(ICCヴァージョン) 東京・初台にあるNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で、「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が幕を開けた。会期は2024年3月10日まで。キュレーターは畠中実(ICC)とライゾマティクスの真鍋大度。 2023年3月28日に逝去した音楽家・坂龍一とICCの関係は深く、これまで、岩井俊雄、江渡浩一郎とのコラボレーショ

    坂本龍一をいかに未来につなげるのか。ICC「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」に見る試み
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    advblog 2024/02/17
  • いま坂本龍一を「トリビュートする」意味とは何か? 鼎談:畠中実×真鍋大度×高谷史郎

    いま坂龍一を「トリビュートする」意味とは何か? 鼎談:畠中実×真鍋大度×高谷史郎 2023年3月に逝去した音楽家・坂龍一をトリビュートする初の展覧会として、「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]で開催中だ。この展覧会に携わったキーパーソンである畠中実、真鍋大度、高谷史郎の三人が、坂の思い出とともにトリビュート展の意義を語る。 聞き手=牧信太郎 ポートレイト撮影=GION 左から畠中実(ICC)、真鍋大度、高谷史郎。「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」会場で撮影 「坂さんは音楽の『聴いてもらい方』をずっと考えていた」 ──皆さんは、長らく坂さんの作品や展覧会の制作などでお付き合いされてきたと思いますが、それぞれの坂さんとの出会いやその印象をお聞かせください。 畠中実(以下、畠中) 直接

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    advblog 2024/02/16
  • この冬読みたい。アートファン必見の「グラフィックノベル」ベスト10

    この冬読みたい。アートファン必見の「グラフィックノベル」ベスト10フランス語圏発のマンガを「バンド・デシネ」(または「BD(ベーデー)」)と呼ぶのを聞いたことがあるだろう。イギリスやアメリカでは「グラフィックノベル」と呼び、いまやこの呼称のほうがより一般的になってきたが、概して、オールカラーで描かれ、重要人物の伝記や、社会派の内容であることが多いといえる。そのうえで、プロットの創意工夫をはじめ、実験的なコマ割りや絵の描き方など、芸術的な要素がちりばめられているのが大きな魅力だ。しかし近年、国を問わず若手の作者が多く登場・活躍し、そのあり方はより自由で多彩になっている。ここでは、この冬読みたいグラフィックノベル10選を紹介。多様な進化を続けるグラフィックノベルの魅力と出会うきっかけに。 文=中村志保 『Munch - ムンク』(2018年、誠文堂新光社)ステフン・クヴェーネラン 作・画/枇谷

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    advblog 2024/01/07
  • 金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災

    金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 部分的に落下した天井 提供=金沢21世紀美術館 1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 金沢21世紀美術館は妹島和世と西沢立衛からなるSANAAが手がけた建築として知られており、円のかたちをしたガラス張りの平屋建築。展示室の天井にもガラス板が使用されており、これが空間に明るさと開放感をもらたしているが、今回はこのガラス板が地震によって部分的に剥がれ落ちた。金沢市文化政策課によると、ガラス板が剥落したのは2~3つの展示室。修復は当面先になるという。 震災前の金沢21世紀美術館の展示室。「DXP(デジタル・トランスフォ

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    advblog 2024/01/07
  • 「テクノロジー×民藝×仏教」で生み出された落合陽一による《オブジェクト指向菩薩》が高山の古建築で開眼

    テクノロジー×民藝×仏教」で生み出された落合陽一による《オブジェクト指向菩薩》が高山の古建築で開眼 岐阜県高山市の重要文化財・日下部家住宅を活用した日下部民藝館で、メディアアーティスト落合陽一の個展「ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向願」が始まっている。 文・撮影=山内宏泰 展示風景より 岐阜県高山市の重要文化財・日下部家住宅を活用した日下部民藝館で、メディアアーティスト落合陽一の個展「ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向願」が始まっている。 江戸時代に幕府直轄領として栄えた高山には、当時から続く商家や民家が多く残る。その名も「古い町並」と称された大規模保存地区もあり、日的風情にあふれている。 日下部民藝館 「古い町並み」へと連なる一角に、日下部民藝館はある。日下部家は、幕府の御用商人として栄えた名門商家。明治初期に飛騨の匠により建造された

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    advblog 2023/10/22
  • 「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」、ICCで開催へ。共同キュレーターに真鍋大度

    「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」、ICCで開催へ。共同キュレーターに真鍋大度NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]は、「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」の開催を発表した。今年3月に逝去した音楽家・坂龍一を追悼するとともに、坂がメディア・アート分野に残した影響を考える企画展となるという。 坂龍一 Photo by Neo Sora (c)2020 Kab Inc 東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]は、「坂龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」の開催を発表した。会期は12月16日~2024年3月10日。 2023年3月28日に逝去した音楽家・坂龍一とICCの関係は深く、これまで、岩井俊雄、江渡浩一郎とのコラボレーションによる《RemotePiano Installation》(1997)、いずれも高谷

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    advblog 2023/10/19
  • 画像生成AIのさらなる浸透を目指す。「日本画像生成AIコンソーシアム」が発足

    画像生成AIのさらなる浸透を目指す。「日画像生成AIコンソーシアム」が発足日AI技術を世界と対等なレベルに引き上げ、画像生成AIを日社会での実装を目指し、「日画像生成AIコンソーシアム(Japan Image Generative AI Consortium)」が設立された。 JIGACのロゴマーク 画像生成AIをめぐり様々な議論が広がるなか、「日画像生成AIコンソーシアム(Japan Image Generative AI Consortium、以下JIGAC)」が設立された。 JIGACは、画像を中心とする「ビジュアル素材」を生成するAI人工知能)が、日社会において安心・安全に活用できるための持続可能な枠組みの議論と実証を行うことを目的としたもの。株式会社アマナイメージズAI倫理対応・政策企画責任者である望月逸平が代表を務め、AI開発者やユーザーの実務家、研究者、法律家

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    advblog 2023/06/21
  • 坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ

    龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ坂龍一が敬愛し、最後のアルバムとなった『12』のジャケットを手掛けたアーティスト、李禹煥。このふたりの実質的な交流の期間は数年間であるが、約半世紀にわたりその思想や作品で通底し合っていたようにも見える。​​年齢や出自が違う彼らをつなぐものとは何か? 記事は、『12』を紐解くためのコラムの第二弾で、シリーズの最終回。 文=松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授) 2018年12月31日。李の自宅兼アトリエにて 撮影=李美那 ※去る3月28日に坂龍一さんがご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。原稿は坂さんの生前に書かれたものです。 解体から始まる 1969年。李禹煥(1936〜)は、高松次郎(1936〜98)について論じた文章で次のように書いている。 自然な世界のあるがままの光景にそのまま「出会い」たいという渇望─

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    advblog 2023/05/24
  • 坂本龍一ロング・インタビュー。あるがままのSとNをMに求めて

    龍一ロング・インタビュー。あるがままのSとNをMに求めて坂龍一の新アルバム『12』を記念し、雑誌『美術手帖』2017年5月号の坂龍一特集より、冒頭を飾った坂龍一のロングインタビューを公開。坂龍一が考えるS(サウンド)とN(ノイズ)、そしてM(ミュージック)とはなんなのか? 17年のアルバム『async』の制作のほとんどを行ったというニューヨークで坂が語った言葉に注目。 聞き手・文=松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授) All photos by GION 坂龍一 ──ワタリウム美術館での展覧会が始まります。展示の中心は、8年ぶりの新譜『async』による5・1chのサウンド・インスタレーションです。 坂 『async』でしたかったことは、まずは自分の聴きたい音だけを集めるということでした。あまり家から出ないので、雨の音が鳴っていると嬉しくて、毎回録音

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    advblog 2023/05/24
  • 美術館をいかに支援できるのか? 静岡県立美術館の新収蔵品展から考える

    美術館をいかに支援できるのか? 静岡県立美術館の新収蔵品展から考える静岡県立美術館が4月11日より新収蔵品展を開催している。昨年逝去したアートコレクター・太田正樹によって寄贈された現代美術作品を中心に紹介する展から、美術館を支援することについて考えたい。 文=王崇橋(ウェブ版「美術手帖」編集部) 新収蔵品展の展示風景より、左からジュリアン・オピー《Shahnoza dancing in tartan mini, left》(2007)、村上隆《未知なる次元への旅立ち》《何時かきっと出会える!でも、今は別次元を2人彷徨う》(いずれも2016) アートコレクターはどのように美術館を支援することができるか。4月11日から静岡県立美術館で始まった新収蔵品展は、それを考えるためのヒントを与えてくれる。 展は、昨年逝去したアートコレクター・太田正樹(1933〜2022)によって寄贈された現代美術作

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    advblog 2023/04/21
  • 約3000冊の蔵書と緑の谷間で過ごす。千葉・木更津の「KURKKU FIELDS」に中村拓志設計の「地中図書館」がオープン

    約3000冊の蔵書と緑の谷間で過ごす。千葉・木更津の「KURKKU FIELDS」に中村拓志設計の「地中図書館」がオープン千葉・木更津のサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」内に、中村拓志の設計による図書館「地中図書館」が2月16日にオープンする。 地中図書館の内観 Photo by Kohei Omachi 千葉・木更津にあるサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」内に、中村拓志(NAP 建築設計事務所)の設計による「地中図書館」が2月16日にオープンする。 地中図書館の外観 Photo by Yuka Yanazume KURKKU FIELDSは「育てる・作る・べる・循環する」を感じられる場所を目指し、約30ヘクタールの土地を10年前から少しづつ整備。草間彌生やカミーユ・アンロ、Chim↑Pom fr

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    advblog 2023/01/30
  • 『美術手帖』坂本龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂本龍一」を考える

    『美術手帖』坂龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂龍一」を考える 音楽家ではなく、美術家としての坂龍一に迫った、2017年の『美術手帖』の坂龍一特集。その企画に携わり、インタビュアーも務めた詩人で研究者の松井茂と、特集企画の担当編集者であった牧信太郎が、6年前に坂龍一特集をつくりながら考えたこと、そして新しいアルバム『12』を聴きながら考えたことを語る。 構成=近江ひかり 『美術手帖』(2017年5月号)の「坂龍一」特集 美術家としての「坂龍一」をどう描くか牧 雑誌『美術手帖』での「坂龍一」特集は2017年5月号だったので、もう6年前ですね。アルバム『async』の発売と「坂龍一 | 設置音楽」展(ワタリウム美術館)にあわせての特集企画だったのですが、美術メディアの切り口で、「坂龍一」特集をどうつくるかを考えているなかで、松井さんに企画のご協力

    『美術手帖』坂本龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂本龍一」を考える
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    advblog 2023/01/17