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ブックマーク / oraccha.hatenadiary.org (3)

  • 「Virtualを仮想と誤訳した責任は我々にあります」 - Plan9日記

    書籍「ソフトを他人に作らせる日、自分で作る米国」を読んでいたところ、元日IBMの方によるタイトルの発言が飛び出した。この業界に長くいると、仮想記憶に仮想計算機と「仮想」という訳語にはまったく違和感を感じなくなってしまったが。。。曰く、IBMがVirtual memoryを発表したとき(MVSのことかな*1)、日IBMが仮想記憶と訳したのだそうな。『virtualは「事実上の」「実質的」という意味であり、virtual memoryは「来のメモリーではないが事実上メモリーとして使える技術」を意味する。』 大学時代の恩師も次のように言っていた。 「仮想」という概念が、コンピュータの世界に入ったのは、19751965年のことである。MITがMULTICSという汎用大型TSSの構想を発表した。これが現在の、パソコンネットワーク時代の幕開けの狼煙であった。この中の技術に「仮想記憶」の概念が含

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    advblog 2014/09/26
  • シグナルの誕生 - Plan9日記

    今日はシグナルの歴史を調べてみたいと思う。シグナルというのはUNIXにおけるプロセス間通信の一手段であるが、CPUにおける例外のように、プロセスにとって非同期に発生するものなので、その実装はいろいろ面倒くさい。したがっていろいろ問題もあり、長年の改良の歴史を経て、今のシグナルの仕様に落ち着いた*1。BSDやSVR、そしてPOSIX標準になるまでのシグナルの拡張については文献が多いが、V6/V7以前は知られていないのでは。ということで、私の出番w まぁ、わかったところで喜ぶのは相当な好事家だろうが*2。 いきなりV7以前の話を始めるのも何なので、前提知識として、FreeBSD版悪魔「4.7.1 シグナルの歴史」からちょっと長いけど引用する。 シグナルは、ユーザが暴走したプログラムを強制終了する場合など、例外的なイベントをモデルとして当初設計された。それは、汎用のプロセス間通信として使われる

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    advblog 2011/04/20
  • よみがえるUNIX 1st ed. - Plan9日記

    今年はUNIX生誕40年ということで、あちこちのニュースサイトで特集が組まれたりしているし、この日記でも取り上げようかなと思っていたところ、面白いニュースが飛び込んできた。 USENIX2009で、Warren ToomeyがUNIX 1st ed.をシミュレータ上で動かしたと発表したらしい。ちゃんとソースコードが残っていたんだな。発表スライドをみるとアンティキテラの再現になぞらえて、OCRでソースコードを取り込み、チェックし、PDP-11/20シミュレータを作り、周辺ツールを作ってちゃんとマルチユーザで動いたことが書かれている。ネタにしては気合いはいっているなぁ。 AT&Tのライセンス的にどうなのかわからないけど、見てみたい。公開してくれないかな? The Restoration of Early UNIX Artifacts スライド ビデオ 参考 UNIX 40 歳おめでとう! (/

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    advblog 2009/06/22
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