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ブックマーク / webronza.asahi.com (54)

  • アベノミクスは「終わってしまった近代」の幻影を追ったドン・キホーテだった~水野和夫・法政大教授に聞く(前編) - 原真人|論座アーカイブ

    アベノミクスは「終わってしまった近代」の幻影を追ったドン・キホーテだった~水野和夫・法政大教授に聞く(前編) 「成長があらゆる問題を解決する」が当てはまるのは資家だけ 原真人 朝日新聞 編集委員 なぜアベノミクスという、あれほど危険でギャンブルじみた社会実験が多くの人の支持をうけて登場したのだろうか。 今回の「アベノミクスとは何だったのか」シリーズでは、水野和夫・法政大教授に、長い歴史軸のなかにアベノミクスがどう位置づけられるのかを解説していただく。水野氏は「資主義の終焉」を早くから看破してきた。深い歴史眼をもった経済学者である。今回も千年レベルの歴史のなかで、今起きている経済現象の意味を読み解いていただこう。 〈みずの・かずお〉1953年、愛知県生まれ。法政大法学部教授(現代日経済論)。早稲田大政治経済学部卒、埼玉大大学院経済科学研究科博士課程修了。三菱UFJモルガン・スタンレー証

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  • 松村雄策さんの最後の本──『僕の樹には誰もいない』をめぐって - 菊地史彦|論座アーカイブ

    ビートルズに撃ち抜かれた人 10月末、書店の店頭に、松村雄策さんの新刊『僕の樹には誰もいない』(河出書房新社)が並んだ。10冊目の著書は、残念ながら最後の作品にして遺稿集になってしまった。 の紹介を兼ね、松村さんの思い出を少しだけ綴ってみたい。 松村雄策さんが亡くなったのは、2022年3月12日。享年70。『ロッキング・オン』をはじめ、さまざまな場で、ロックミュージックを論じてきた人である。 惜しむ声があちこちから聞こえてきた。いまさらだが、彼の文章や人柄に惹かれた人が、ほんとうにたくさんいることが分かった。 松村さんの在りようと語り口、特にその文体は誰にも似ていなかった。弱いもの小さなもの、貧しいものに優しく、そうでないものを嫌っていた。なくなりそうなもの、顧みられなくなったものが好きで、それらに頓着しない新しいやり方に憤りを持っていた。 ロックだけでなく、プロレスや落語や文学など興味

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  • W杯カタール大会の建設工事に動員された外国人労働者の悲惨な現実 - 川上泰徳|論座アーカイブ

    W杯カタール大会の建設工事に動員された外国人労働者の悲惨な現実 [13]過密な住環境で感染が拡大、料の物乞いも 川上泰徳 中東ジャーナリスト カタールはペルシャ湾岸にある人口290万の小国だが、天然ガスの世界有数の生産国で、一人当たりの名目GDP(国内総生産)は世界9位という富裕国である。2022年には国際サッカー連盟(FIFA)のワールドカップ(W杯)も開催される。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大がW杯会場の建設工事を担う外国人労働者に深刻な影響を与えている。 カタールでは2月29日に最初の感染者が確認された後、4月、5月と急増し、5月末に1日2355人まで増えた。政府は都市封鎖策をとり、8月には1日200人台まで減り、現在に至るまでそのまま推移している。12月3日時点での陽性者は13万9256人、死者239人である。 しかし、10月4日に米国のFOXニュースのサイトが「カタール

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    advblog 2022/09/16
  • 『笑っていいとも!』とタモリ、たけし、さんまの「お笑いビッグ3」 - 太田省一|論座アーカイブ

    『笑っていいとも!』とタモリ、たけし、さんまの「お笑いビッグ3」 [7]番組が映し出した3人の関係性 太田省一 社会学者 「フジテレビの時代」と『笑っていいとも!』 前回述べた通り、1980年代に「フジテレビの時代」が到来する。そのアイコン的存在となったのが、タモリ、ビートたけし、明石家さんまの「お笑いビッグ3」だった。では、『笑っていいとも!』における3人の関係はどのようなものだったのか? タモリとさんまの「雑談コーナー」、たけしの「テレフォンショッキング」出演などから探ってみたい。 オープニングに“乱入”したたけし 改めて言うまでもないが、タモリ、たけし、さんまが正式にトリオやコンビを組んだことはない。だが1980年代中盤から後半、3人の存在感は、テレビ、ラジオ、映画、文筆活動など多方面の活躍を通じてお笑い芸人のなかでも群を抜くものになっていた。それが、「お笑いビッグ3」と呼ばれるよう

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    advblog 2022/08/04
  • 山下達郎『SOFTLY』が聴けない、買えない、伝わらない…… - 印南敦史|論座アーカイブ

    用事があって神戸まで行った先日のこと。新神戸駅まで迎えにきてくれた地元の友人の車に乗ったら、車内には山下達郎の曲がちょうどいいボリュームで流れていた。 「これ、新しいやつだよね?」 「そうです」 いうまでもなく、11年ぶりのオリジナルアルバム『SOFTLY』である。それに気づいたとき、「このアルバムは、人の暮らしのなかに自然に溶け込んでいるんだな」と感じた。ただそれだけの話なのだけれども、私はそれを、理想的な山下達郎作品のあり方だと感じた。どこへ行っても大音量でかかっているというような派手な感じではないが、彼の音楽が確実に、人の生活の一部になっている気がしたからだ。 東京に帰ってから(つまり、発売日から少し経ってしまったのだが)、私も『SOFTLY』を購入した。全15曲中、ドラマ、映画、CMのタイアップ曲が12曲もあるそうだが、テレビドラマを観る習慣がないせいか既聴感はあまりなく、各曲がと

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    advblog 2022/07/14
  • 「中道」の日本維新の会と国民民主党が令和の政治で目指すもの~2022年展望 - 吉田貴文|論座アーカイブ

    「中道」の日維新の会と国民民主党が令和の政治で目指すもの~2022年展望 浅田均・日維新の会参院議員×岸周平・国民民主党衆院議員対談 吉田貴文 論座編集部 今年(2021年)は歴代政権最長となった安倍晋三政権、この政権を引き継いだ菅義偉政権による「安倍・菅政治」が幕を下ろし、秋から岸田文雄政権がスタート。程なく行われた衆院選では自民党は議席を減らしながらも絶対安定多数を確保。公明党も議席を守り、自公の連立政権は維持されました。一方、野党第一党の立憲民主党はまさかの公示前議席割れとなり、立党以来代表をつとめてきた枝野幸男氏は辞任、泉健太氏が新しい代表になりました。 そんななか注目されたのが、「中道」の立ち位置をとる日維新の会と国民民主党が議席を伸ばしたことです。維新の会は公示前から4倍近く増やして41議席、国民も比例で予想以上の議席を得て11議席を獲得しました。二大政党による政権交代

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  • 立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ - 今井 一|論座アーカイブ

    立憲の代表選候補と議員諸氏は4年前の「希望の党」なだれ込みを総括せよ 目先の損得で”魂”を売った過去を国民は忘れていない 今井 一 ジャーナリスト・[国民投票/住民投票]情報室事務局長 衆議院議員選挙での敗北を受けて立憲民主党の代表を辞任した枝野幸男。その後任を決める代表選が11月19日に告示された(11月30日投開票)。この代表選については、論考の後半で触れるとして、まずは4年前に前原誠司・民進党代表が提唱して枝野を含むほぼ全議員が賛同・了解した民進党議員の「希望の党へのなだれ込み」問題についてとりあげたい。 今更と言うなかれ。あの一件での彼らの行動は、政治家としての良心、能力というものをはかる格好の材料だし、今につながる不人気の「因子」がそこに潜んでいると私は考える。旧民主党の多くの議員、政治家が陥った「基理念は二の次」ともいえる右往左往はあそこからひどくなり、多くの支持者に不信感を

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    だよね
  • 「東映剣会」、日本の映画・ドラマを支え続ける殺陣技術集団の70年 - ペリー荻野|論座アーカイブ

    東映京都撮影所を中心に活動する殺陣技術集団「東映剣会」が10月17日に京都府立文化芸術会館で「東映剣会創立70周年記念公演」を開催する。 東映剣会(通称・剣会)は、日映画、ドラマを語る上で欠かせない存在だ。 東映京都撮影所のオープンセットは現在、「東映太秦映画村」として公開されているので、旅行などで訪れた方も多いと思う。映画『柳生一族の陰謀』や「水戸黄門」「大岡越前」「暴れん坊将軍」など時代劇シリーズは、ここで撮影されてきた。 今もタイミングがあえば、撮影を見学できる。「番です。お静かに」とスタッフに声をかけられ、緊張しながら、俳優の動きを見つめられるのは、映画村ならでのお楽しみ。私も30年近く、数えきれないほどここで取材をしてきた。厳しい残暑の中、年末に放送される「忠臣蔵」の雪の中の討ち入りシーン撮影のために冬仕様の衣装でじっと出番を待ったり、凍える真冬のナイト撮影で素足にわらじで

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    advblog 2021/10/14
  • コロナとコメと選挙〜立憲民主党がたどる日本社会党の道 - 山下一仁|論座アーカイブ

    コロナとコメと選挙〜立憲民主党がたどる日社会党の道 野党第一党の驚くべきアナクロニズム 山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 新型コロナがコメに及ぼす影響とは アメリカ人がよく使う表現に、"Every cloud has a silver lining." があります。直訳すると、“どの雲にも銀の裏地がついている”ですが、悪い出来事にも明るい部分があるという意味です。日語で言うと、“不幸中の幸い”とか“悪いことばかりではない”という表現に当たります。 新型コロナは、経済に大きな影響を与えました。ただし、どの産業にも一律に影響を与えたのではありません。一部の自動車メーカーは大きな利益をあげています。その一方で、対面でのサービス提供が必要な、大衆堂、レストラン、居酒屋などの外業界は、大きな被害を受けました。 同じサービス産業でも、大学などは、パソコンを利用したオンラインでのサ

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    advblog 2021/09/25
  • 坂本龍馬はフリーメイソンだったのか?~日本のフリーメイソンのこと知ってますか? - 小宮京|論座アーカイブ

    龍馬はフリーメイソンだったのか?~日のフリーメイソンのこと知ってますか? 幕末の日とフリーメイソンの関わりを通観し、龍馬についての風聞の真贋に答える 小宮京 青山学院大学文学部教授 「実はフリーメイソンについて研究していまして……」と言うと、多くの人がギョッとした表情を浮かべる。そのまま聞かなかったふりをされることもあれば、それではと質問をいただくこともある。 質問される場合、たとえば次のようなやりとりになる。 Q:フリーメイソンって当に存在するんですか? A:存在します。東京タワーの近くに日グランド・ロッジがありますよ。 Q:きゃりーぱみゅぱみゅがフリーメイソンだって当ですか? A:多分違います。日グランド・ロッジの入会希望のフォームには「定収入のある成人男性」と書いてあるから、女性は入れないと思いますよ。 実際にいただいた質問のごく一部を再現してみたが、おおむね、実在を

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    advblog 2021/09/18
  • NHKの特集連発で揺れる「カルト2世問題」の行方 - 藤倉善郎|論座アーカイブ

    NHKの特集連発で揺れる「カルト2世問題」の行方 団体側の構造を無視し「親子問題」に矮小化してはならない 藤倉善郎 ジャーナリスト NHKが「宗教2世」問題について、今年に入ってすでに3の特集番組を放送した。今後も別番組を予定しているとも伝え聞く。 「宗教2世」とは、番組での説明を借りるなら「親が信じる宗教を信仰することを求められた子どもたち」(5月28日放送「かんさい熱視線」)のことだ。 この社会問題に大手メディアが注目することは歓迎したい。しかし一連の番組のうち特に2は、この問題を正確に理解する上で障害となる歪みが目立った。その点を考えながら、2世問題の実情や、社会やメディアのあるべき姿を模索したい。 「カルト」という概念を避ける報道姿勢 NHKによる宗教2世特集は、以下の3だ。 ・2月9日放送〈〝神様の子〟と呼ばれて〜宗教2世 迷いながら生きる〜〉(Eテレ、ハートネットTV)

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    advblog 2021/06/22
  • 必見! ロベール・ブレッソン『田舎司祭の日記』──これぞ“映画の極北” - 藤崎康|論座アーカイブ

    必見! ロベール・ブレッソン『田舎司祭の日記』──これぞ“映画の極北” 藤崎康 映画評論家、文芸評論家、慶応義塾大学、学習院大学講師 表現を最小限に切り詰める禁欲的な作風で知られる、ロベール・ブレッソン監督(仏、1901~1999)。ブレッソンはしばしば“孤高の映画作家”と呼ばれるが、それはまさしく、他に類を見ない独自のミニマルなスタイルゆえに、映画史的な位置づけが難しい監督だからである。 そんな彼の長編第3作、『田舎司祭の日記』(1951、モノクロ)が、製作から70年を経てついに劇場初公開される(6月4日より、東京・新宿シネマカリテほか)。必見の傑作だが、対独レジスタンス映画『抵抗──死刑囚の手記より──』(1956)、犯罪映画『スリ』(1959)で確立されるミニマリズムの極致ともいうべきブレッソン・タッチへと至る、いわば過渡期的な“実験映画”である点でも、非常に興味深い作品だ(原作はジ

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  • 公開待ちの映画450本。フランスの映画館再開に喜びと不安 - 林瑞絵|論座アーカイブ

    公開待ちの映画450。フランスの映画館再開に喜びと不安 林瑞絵 フリーライター、映画ジャーナリスト コロナ禍で苦戦するフランスの映画館(上)――上映再開はしたけれど コロナ禍で苦戦するフランスの映画館(下)――公的支援は手厚いが…… 文化施設、商店、飲店のテラスが半年ぶりに再開 フランスで「年中無休」と言えば、コンビニではなく映画館。正月やクリスマスでさえ、休み返上で映画ファンを受け入れてきた。ところが、悪夢のコロナ禍到来。たび重なるロックダウンで、その扉は固く閉ざされた。昨年(2020年)のポスターが貼られたままの映画館の前を通るたび、虚しい気持ちに襲われてしまった。だがようやく、トンネルの先に光明が見えてきた。 4月末、政府は外出制限の段階的解除スケジュールの発表に踏み切った。映画館、美術館、劇場などの文化施設、(生活に必要不可欠でないとされる)商店、カフェやレストランなど飲店の

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    advblog 2021/05/21
  • コロナの革命的ワクチンを導いた女性移民研究者 - 船引宏則|論座アーカイブ

    コロナの革命的ワクチンを導いた女性移民研究者 降格や乏しい研究費を乗り越えてmRNAの活用法を見出した足跡を追う 船引宏則 ロックフェラー大学教授(細胞生物学) あるツイートから興味を持って調べ始めた 2020年12月13日、日曜日の朝。 は早々にロッククライミングに出かけてしまい、残された私はベッドでiPadに流れてくるツイッターを眺めていた。すると、あるツイートが目にとまった。 カナダが新型コロナワクチンを全国民に無料で提供するという報道に対し、「すばらしい。好奇心からちょっと伺いたいのだけれど、どの国がワクチンを開発したの?」とツイートしたアメリカ共和党上院議員テッド・クルーズ氏への、テュレーン大学ウォルター・アイザックソン教授の回答である。 “Germany, by two Turkish immigrants.” 「ドイツ、二人のトルコ人移民によって」 日の報道では大手製薬企

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    advblog 2021/02/15
  • 気候変動という「人新世」の危機。 ジェネレーション・レフトの叫びにバイデンは応えられるのか - 斎藤幸平|論座アーカイブ

    気候変動という「人新世」の危機。 ジェネレーション・レフトの叫びにバイデンは応えられるのか グレタ世代が求めるシステム・チェンジは資主義からの脱出だ 斎藤幸平 大阪市立大学大学院経済学研究科准教授 シベリアで観測史上、最高温度を記録。極地で氷床が融解。カリフォルニア州など世界各地で続発する山火事……。そんな事態が相次ぐなか、米国の大統領選で勝利するやいなや、ジョー・バイデントランプが離脱したパリ協定への復帰を表明した。さらに「10の気候変動対策」を、就任初日に大統領令を出して実行することも約束した。 民主党左派が求め続けた気候変動対策 気候変動対策は、バーニー・サンダースやアレクサンドリア・オカシオ=コルテスのような民主党左派の議員たちが求め続けてきたものである。そして、今や民主党左派は、若者たちから絶大な支持を獲得するようになっている。 こうした党内からのプレッシャーに促されるかたち

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    advblog 2020/11/24
  • the 原爆オナニーズ、60歳超の現役パンク・ロックバンドの衝動 - 印南敦史|論座アーカイブ

    the 原爆オナニーズ、60歳超の現役パンク・ロックバンドの衝動 「社会に生きる人の意識」でコロナと向き合う 印南敦史 作家、書評家 コロナ禍の影響で、相変わらず音楽関係者は苦境に立たされている。ライブハウスなどの“場”のみならず、今後どうするべきかという選択を強いられているのが、実際にステージに立つ存在、すなわちミュージシャンだ。 ただでさえ、この数年で音楽産業の構造は大きく変化した。ストリーミングの急速な浸透などの影響もあり、レコード会社と契約して作品をリリースするという“これまで当たり前だった手段”も成り立たなくなっている。 そのため多くのミュージシャンは、収入源としてのライヴに重きを置くようになった。ところがそんな矢先、コロナが“場”を奪ってしまったのだ。 だが、そんないまこそ、音楽で生きていくにあたっての“常識”を見なおす絶好のタイミングであるとも考えられる気がする。 たとえばそ

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    advblog 2020/10/23
  • 「下部構造」がないからアイデアも出ない~2大政党が育たない理由 - 松井孝治|論座アーカイブ

    「下部構造」がないからアイデアも出ない~2大政党が育たない理由 政権交代、首相交代……。松井孝治が思うこと(中) 松井孝治 慶應義塾大学教授・元官房副長官・創発プラットフォーム理事 政治は動かなかった。「令和臨調」で改革を動かそう/政権交代、首相交代……。松井孝治が思うこと(上) できなかった「政策に投資する政党文化」 ――政党政治も立て直していかなければなりません。いまの野党には、わかりやすいかたちで政策パッケージを提示できる政策立案機能がないのでは。かつての民主党よりも、ないかもしれません。 ないですね。「死んだ子の年を数える」みたいな話ですけど、政治家時代に、亡くなった仙谷由人さんといろんな議論をしたんです。 たとえば「チルドレンファースト」というスローガンをつくり、子どもたちの将来に投資するために、どう資源配分を変えるか議論した。2003年くらいから「スローガンだけではだめだ。政策

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    advblog 2020/10/12
  • 「権力者と同じ思考」で働く政治記者たち~菅政権発足の新聞報道を見て - 高田昌幸|論座アーカイブ

    「権力者と同じ思考」で働く政治記者たち~菅政権発足の新聞報道を見て 戦前や戦中に活躍した言論人・清沢洌氏の伝えたかったこと 高田昌幸 東京都市大学メディア情報学部教授、ジャーナリスト 「令和おじさん」と持ち上げられた菅義偉氏が首相に就任し、菅内閣が発足した。 それに関する報道は、マスコミの長き“伝統”に則ったスタイルだった。人事や派閥の意向などによって、何か新しい大きなことが起きるかのような報道である。そして、新政権が発足すると、“新聞の伝統様式”に従って新閣僚の顔ぶれが似顔絵付きで各紙に載った。 旧態依然としたこれらの報道にどんな問題が潜んでいるのか。戦前の新聞批判も交えながら、この間の報道を振り返ると――。 菅政権誕生 各紙は同じような紙面 自民党の総裁選で菅氏が新たな総裁に決まった9月14日。当然のことながら、翌日の15日朝刊は、各新聞とも大展開でこれを報じた。朝日、毎日、読売、毎日

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    advblog 2020/09/23
  • 本物のコロナ対策はこれだ! 大村秀章・愛知県知事×保坂展人・世田谷区長 - 論座編集部|論座アーカイブ

    物のコロナ対策はこれだ! 大村秀章・愛知県知事×保坂展人・世田谷区長 東京都の小池知事や大阪府の吉村知事ばかりが脚光を浴びているのは正しいのか 論座編集部 安倍内閣がコロナ対策で迷走を重ねるなか、自治体独自のコロナ対策へ期待が高まっています。なかでも脚光を浴びているのが、東京都の小池百合子知事と大阪府の吉村洋文知事です。他方、この二人のコロナ対策には「パフォーマンス先行」との批判も強くあります。では、地に足の着いたコロナ対策というのは、どういうものなのでしょうか。政治学者の中島岳志・東工大教授が注目するのが、愛知県の大村秀章知事と東京都世田谷区の保坂展人区長の取り組みです。中島教授の仲介で、大村知事と保坂区長が6月17日、オンラインで対談しました。(論座編集部) 保坂展人・世田谷区長 大村さん、お久しぶりです。大村さんとは1996年衆院選で初当選した国会の「同期」です。首長になったのも大

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    advblog 2020/06/21
  • 「日本型雇用」の幻想~「昔はみんな年功賃金と長期雇用だった」は本当か? - 佐藤章|論座アーカイブ

    「日型雇用」の幻想~「昔はみんな年功賃金と長期雇用だった」は当か? 佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長 私にとってその名前は密やかな部類に属する。 近代日や日語の成り立ちを考える時に、丸山眞男や吉隆明の著作に刻された活字の並びと言説を脳内に呼び出してしまうように、戦後の言論空間、社会思想の蠢きなどを思い浮かべようとすると、広島の原爆ドームの下の大群衆に向かって帽子を掲げる昭和天皇の写真を表紙にしたその大著『〈民主〉と〈愛国〉――戦後日のナショナリズムと公共性』(新曜社)のことを真っ先に考える。 その大著の著者、小熊英二・慶應義塾大学教授が記者会見のマイクの前に座った。雇用問題を考える日記者クラブの会見企画のひとつで、小熊氏は昨年、日型雇用システムなどを追究した『日社会のしくみ――雇用・教育・福祉の歴史社会学』(講談社現代新書)を刊行した。

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    advblog 2020/03/28