名古屋グランパスの2022年シーズンも残すところリーグ戦3試合となり、チームは来季への伸びしろを確認しつつ1年の総仕上げを考える時期となってきた。チーム作りという点ではいろいろな角度から様々な要素を眺めることが可能だが、先日10月2日に行われたエリートリーグにおいて高卒新人3名が同時出場したことから、今回はアカデミー出身でもある彼らの今季の成長について、シーズン総括よりも一足早く振り返ってみたい。 今季の新人はいずれも名古屋グランパスU-18から昇格してきた選手たちで、全員がMFの選手だった。ドリブラーの甲田英將、ゲームメイカーの豊田晃大、ボランチの吉田温紀。いずれも年代別日本代表経験者の世代を代表する選手たちで、中でも甲田はシーズン序盤にU-21日本代表に飛び級選出されたことでも注目を浴びた。 では順番に考えていく。ドリブラーの甲田は右利きながら両足を遜色なく使える選手で、対戦相手のほと
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