第76回エミー賞で、「SHOGUN 将軍」が歴史的快挙を成し遂げた。2024年9月15日(以下、現地時間)にロサンゼルスのピーコック・シアターで開催された授賞式で、ドラマシリーズ部門にて作品賞や主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)を獲得し、日本人で初めて主要部門の受賞を果たした。 9月7日・8日に発表された主に製作・技術に携わった人々に贈られるクリエイティブ・アーツ・エミー賞で、すでに衣装デザイン賞やキャスティング賞など14部門に輝いていたが、主要部門も含めてエミー賞史上最多となる18部門を制覇。そのうち、日本人の受賞者が史上最多9名となった。 本作で製作総指揮も務める真田広之は、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を重厚感たっぷりに熱演。先人たちへの感謝を込め、作品賞の受賞スピーチをこう締めくくった。「これまで時代劇を継承して支えてきてくださったすべての方々、そして