1/2 太陽光発電システムの反射光トラブル防止について 1.目的 住宅の屋根に太陽光発電システムを設置した場合、稀に太陽電池 モジュールからの反射光が眩しい、あるいは熱いなどという事で クレームになる場合がある。太陽電池モジュールへの光の入射角が 深い場合は(垂直~50°程度)ガラスの反射率は比較的小さく、反射 光も弱いが、それより浅い角度になると反射率は急激に大きくなる。 このため太陽からの強い光が当たると、その反射光によって相当な 眩しさを感じる。以下に、反射光トラブル防止に関わる情報を記述 するので設置の検討に役立てて頂きたい。 2.太陽の位置 太陽は、季節や時刻によって位置が大きく変わる。図2に太陽高度の変化、図3に日の出、日の入 りの方位を示す。反射光の方向を検討する場合の参考として頂きたい。 3.反射光クレーム防止 通常、太陽電池モジュールは住宅の日当たりの良い南面の屋根に設置