若干の変化ながら、徐々に変わっていく予防接種。 小児科専門医や感染症専門医ならまだしも、基本的に内科医は予防接種のアップデートが後手に回りがちです。 その反省から、今回あたまの中を整理する目的で予防接種についてまとめてみました。 まず、ワクチンの種類ですが、生ワクチンと不活化ワクチンに分かれます。 生ワクチン(弱毒化した病原微生物を使用する) 麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン) BCG(結核のワクチン) 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチン(ムンプスウイルス) 水痘(みずぼうそう)ワクチン ロタウイルスワクチン 黄熱病ワクチン 【生ワクチンの特徴とは】 基本的に一回の接種で長時間効果がある(とされている) 次の予防接種まで、4週以上間隔を空ける。 不活化ワクチン(病原体の感染力を無くしたものを使用する) インフルエンザウイルスワクチン A型肝炎ウイルスワクチン B型肝炎ウイルスワクチン