【名言か迷言か】 自民党が1月の党大会で決めた次期衆院選に向けたポスターの評判が芳しくない。今週に入って批判が相次いだが、突如として持ち上がった自民党のポスター問題の背景には何があるのか。 16日昼に党本部で行われた町村派(清和政策研究会)の会合で各担当者の報告が終わり、意見交換になったときだった。関連記事「政権が悪い」政党ポスター破る谷垣氏、仰天発言 中国に土地セールス橋下氏との連携模索…菅前首相が疑問視記事本文の続き 「今度の自民党のポスターは地味で暗い。あんなポスターじゃダメだ。作り替えなきゃいけない」 衛藤征士郎副議長が疑問を投げかけると、あっという間に批判が噴出。会場内に急遽(きゅうきょ)、ポスターが持ち込まれて掲示され、あれやこれやと批評が始まった。 問題となったポスターは2種類。1枚目は、青空を背景に、胸から上だけの谷垣禎一総裁が人さし指を突き上げている。ポスターの上部には、