第二次世界大戦中に撮影されたオアフ島のホノウリウリ強制収容所。 (PHOTOGRAPH BY R. H. LODGE. COURTESY OF JAPANESE CULTURAL CENTER OF HAWAI‘I (JCCH)) 米国ハワイ州、オアフ島の西部に、手付かずに見える森がある。だが近寄ると、その中にコンクリートの基礎や崩れかけた石の壁、金網の一部が残されている場所があることに気付く。ここは、第二次世界大戦中、ハワイ最大の強制収容所だったホノウリウリ収容所があった場所だ。 当時、この場所にはプレハブの建物やテントが並び、4000人の戦争捕虜と400人の罪のない民間人が収容されていた。実はそのほとんどが日系米国人だった。1946年に最後の収容者が解放されると、収容所はそのまま放置され、やがて自然にのみ込まれ、米国史の汚点は闇に葬り去られた。 (参考記事:「「転住」だと思われた米国日
![ハワイにあった日系人強制収容所 市民の力で一般公開へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/209a567c6f094486a8b0cf2777d1e73e8b5cc577/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnatgeo.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Fnews%2F21%2F082500419%2Fph_thumb.jpg)